XMLデータ書き込み処理

オペレーション名

XMLデータ書き込み

機能概要

HDFS(Hadoop Distributed File System)にXML形式でファイルを書き込みます。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
HDFSファイルパス 必須 使用可 HDFSファイルのパスを入力します。
  • 以下の文字を使用することはできません。
    • 「 」(半角スペース)「<」「>」「"」「^」「[」「]」「{」「}」「%」「|」「`」「:」「;」
  • マルチバイト文字を使用することはできません。
書き込み設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
エンコード 必須 使用可 書き込むファイルのエンコードを選択または入力します。

入力する場合は、Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定します。
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。
  • デフォルト値は「UTF-8」です。
上書き 省略可 使用不可 指定したファイルが存在する場合、上書きを許可するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    許可します。
  • [チェックなし]:
    許可しません。すでにファイルが存在した場合はエラーとなります。
 
インデント 省略可 使用不可 インデントを行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    インデントを行います。
  • [チェックなし]:
    インデントを行いません。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

書き込みを行うデータによって異なります。

出力スキーマ

ありません。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは手動で読み込む必要があります。
読み取りを行うデータのスキーマを指定してください。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
filePath 書き込み先のファイルのパスが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
FileIsDirectoryException [HDFSファイルパス]に入力されたパスがディレクトリです。 [HDFSファイルパス]にはファイルパスを入力してください。
FileExistsException [HDFSファイルパス]に指定されたファイルがすでに存在します。 [HDFSファイルパス]のファイル名を変更する、または[書き込み設定][上書き]にチェックを入れてください。
java.io.UnsupportedEncodingException [エンコード]にサポートされていないエンコードが指定されています。 Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定してください。
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。
java.io.IOException
io.bytes.per.checksum(512) and blockSize(<ブロックサイズの数値>) do not match. blockSize should be a multiple of io.bytes.per.checksum
[ブロックサイズ]の値がHDFSのio.bytes.per.checksum値の倍数になっていません。 [接続先]で指定したグローバルリソースの[ブロックサイズ]の値を確認してください。