テーブルモデル比較処理

オペレーション名

テーブルモデル比較

機能概要

入力元のテーブルモデル型データとCSVファイルの期待値を条件にもとづいて比較します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
期待値CSVファイルパス 必須 使用可 比較条件の期待値として使用するCSVファイルパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • 期待値CSVファイルパスはCSV形式である必要があります。
  • ファイルパスはDataSpiderファイルシステムの絶対パスで指定してください。
  • パス区切り文字「/」以外のDataSpiderファイルシステムの使用禁止文字は使用できません。
値比較条件 必須 使用不可 値比較条件を選択します。
詳細については、「値比較条件一覧」を参照してください。
  • [列指定の値比較条件一覧]に比較条件が定義されている列は、本プロパティ項目の比較条件ではなく、[列指定の値比較条件一覧]の比較条件が適用されます。
列一覧 必須 - 列を指定します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
  • [列一覧]で設定した列名がMapperのスキーマに表示されます。
列一覧/列名 必須 使用可 列名を入力します。

[列一覧の更新]プロパティアクションで[期待値CSVファイルパス]で指定したファイルの1行目を列名として設定できます。
 
プロパティアクション
項目名 説明 備考
プレビュー プレビューアを起動して、[期待値CSVファイルパス]で指定したファイルの内容を表示します。
  • 指定したファイルが存在しない場合、または[期待値CSVファイルパス]に変数が設定されている場合は無効になります。
  • [エンコード]で指定したエンコードで表示されます。
  • ファイル内容の編集はできません。
  • プレビューアで表示できるファイルのサイズは最大1MBです。ファイルサイズが1MBを超える場合、ファイルの先頭から1MB分が表示されます。
列一覧の更新 [期待値CSVファイルパス]で指定したファイルの1行目を列名として設定します。
  • 指定したファイルが存在しない場合、または[期待値CSVファイルパス]に変数が設定されている場合は無効になります。
ファイルの一行目から列名を読み取り ファイルチューザでファイルを選択して、そのファイルの1行目を列名として設定します。  
読み取り設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
エンコード 必須 使用可 読み取るファイルのエンコードを選択または入力します。

入力する場合は、Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定します。
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。
最初の行は値として取得しない 省略可 使用不可 指定したファイルの1行目をデータとして扱うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    データとして扱いません。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    データとして扱います。
 
比較詳細設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
行比較条件 必須 使用不可 行の比較条件を選択します。
列指定の値比較条件一覧 省略可 - 値比較条件を個別に指定して比較条件を選択します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
 
列指定の値比較条件一覧/列名 必須 使用不可 値比較条件を適用させる列名を選択します。
  • [列一覧]に設定された列名が表示されます。
  • 本プロパティ項目を設定後に[列一覧]の追加や削除を行った場合、本プロパティ項目を再設定してください。
列指定の値比較条件一覧/データ型 必須 使用不可 データ型を選択します。
列指定の値比較条件一覧/値比較条件 必須 使用不可 値比較条件を選択します。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

[列一覧]の設定により、カラム数が異なります。
スキーマ構造については、「テーブルモデル型のスキーマ」を参照してください。

出力スキーマ

ありません。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException
ファイルパスが未入力です。
[期待値CSVファイルパス]が指定されていません。 [期待値CSVファイルパス]を指定してください。
FileIsDirectoryException [期待値CSVファイルパス]に入力されたパスがディレクトリです。 [期待値CSVファイルパス]にはファイルパスを入力してください。
java.io.FileNotFoundException [期待値CSVファイルパス]に指定されたファイルが存在しません。 [期待値CSVファイルパス]を確認してください。
java.lang.IndexOutOfBoundsException 入力元のテーブルモデル型データと[期待値CSVファイルパス]の列数が異なります。 入力元のテーブルモデル型データと[期待値CSVファイルパス]の列数を合わせてください。
AssertionException 入力値と期待値が条件に一致しませんでした。 エラーメッセージを確認してください。