Datalizer実行処理

オペレーション名

Datalizer実行

機能概要

Dr.Sum Datalizerの集計結果データを読み取ります。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 省略可 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。
  • [抽出条件]を指定しない場合は、[入力データ]を指定する必要はありません。
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
定義ファイル名 必須 使用可 定義ファイル名を選択または入力します。
  • [接続先]を選択すると、該当する定義ファイル名がリスト表示されます。
ダウンロードファイルタイプ 必須 使用可 ダウンロードするファイルの出力タイプを、CSV・PDF・EXCELなどから選択または入力します。
  • [定義ファイル名]を選択すると、該当するダウンロードファイルタイプがリスト表示されます。
  • 値を入力する場合や変数を指定した場合は、各ファイルタイプに応じて以下の値を使用してください。

    ファイルタイプ
    CSVファイル CSV
    PDFファイル PDF
    Excelファイル(Excel 2007ブック) XLSX
    Excelファイル(Excel 2003/XP/2000ブック) XLS
    SVF(PDFファイル/Excelファイル) SVF

  • 接続先のDr.Sum Datalizerのバージョン、および[定義ファイル名]に指定した定義ファイルにより、選択肢が異なります。
  • SVFを選択すると、定義ファイルの「SVF出力先」で指定したファイルタイプで出力されます。
ダウンロードファイル名 必須 使用可 ダウンロードするファイル名を入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
抽出条件 必須 - 抽出条件を指定します。
  • [定義ファイル名]を選択すると、該当する抽出条件を表示します。
  • [定義ファイル名]にスクリプト変数が使用されている場合、スキーマが編集可能となります。
  • 抽出条件の値は定義ファイルに設定されている内部IDと紐付けられます。抽出条件の値と内部IDとの紐付けは、定義ファイルに設定されている抽出条件の順序に従います。
抽出条件/必須 必須 使用不可 必須かどうかを表示します。  
抽出条件/タイトル 必須 使用不可 タイトルを表示します。
  • [定義ファイル名]にスクリプト変数が使用されている場合、編集可能となります。またその場合、変数も使用可能となります。
抽出条件/評価方法 必須 使用不可 評価方法を表示します。  
抽出条件/初期値 省略可 使用可 初期値を入力します。
  • [入力データ]を指定した場合は、[入力データ]を優先します。
集計条件調整項目
Datalizer 3.0以降で設定可能です。
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
省略可 - 列に関する出力対象項目を選択します。
  • [定義ファイル名]に変数が使用されている場合、設定することはできません。
列/項目 - 使用不可 出力対象項目を表示します。  
列/必須 - 使用不可 出力対象項目の出力が必須かどうかを表示します。  
列/出力 省略可 使用不可 出力対象項目を出力するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    出力対象項目を出力します。
  • [チェックなし]:
    出力対象項目は出力しません。
  • [必須]にチェックが入っている場合、チェックを外しても出力します。
省略可 - 行に関する出力対象項目を選択します。
  • [定義ファイル名]に変数が使用されている場合、設定することはできません。
行/項目 - 使用不可 出力対象項目を表示します。  
行/必須 - 使用不可 出力対象項目の出力が必須かどうかを表示します。  
行/出力 省略可 使用不可 出力対象項目を出力するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    出力対象項目を出力します。
  • [チェックなし]:
    出力対象項目は出力しません。
  • [必須]にチェックが入っている場合、チェックを外しても出力します。
集計 省略可 - 集計に関する出力対象項目を選択します。
  • [定義ファイル名]に変数が使用されている場合、設定することはできません。
集計/項目 - 使用不可 出力対象項目を表示します。  
集計/必須 - 使用不可 出力対象項目の出力が必須かどうかを表示します。  
集計/出力 省略可 使用不可 出力対象項目を出力するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    出力対象項目を出力します。
  • [チェックなし]:
    出力対象項目は出力しません。
  • [必須]にチェックが入っている場合、チェックを外しても出力します。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<request>
 <query/>
</request>

出力スキーマ

ありません。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理には対応していません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

各アダプタ固有の仕様制限については、以下のページを参照してください。

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
DatalizerException Datalizerでエラーが発生しました。 エラーメッセージの内容を確認してください。

注意事項

各アダプタ固有の注意事項については、以下のページを参照してください。

処理イメージ

Datalizer 3.0で集計実行をした結果と同じ集計を、Datalizer実行処理で行います。
  1. Datalizer 3.0で集計実行をした結果です。


  2. Datalizer実行処理の[必須設定]タブで、[抽出条件]を設定します。


  3. 次に[集計条件調整項目タブで設定を行います。Datalizer 3.0の集計結果では「数量」は出力されていないので「数量」の[出力]のチェックを外します。



  4. Datalizer実行処理の実行後、ダウンロードされるExcelブックの内容は以下のようになります。