SSH秘密鍵と公開鍵の生成

DataSpiderServerと接続先との通信をSSHで行うには、秘密鍵と公開鍵の生成が必要になります。生成した秘密鍵と公開鍵の使用方法については、各コンポーネントのヘルプを参照してください。
本ページでは、PuTTYgenを使って秘密鍵および公開鍵を生成する手順について記述します。

PuTTYgenの入手方法

PuTTY Download Page(http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html)より、「PuTTYgen」をダウンロードします。

PuTTYgenを使った秘密鍵と公開鍵の生成

秘密鍵と公開鍵の生成は、以下の手順で行います。
  1. PuTTYgenの起動
    puttygen.exeを実行し、PuTTYgenを起動します。

  2. 暗号方式の選択
    メニューから「Key」を開き、「SSH-2 RSA key」または「SSH-2 DSA key」を選択します。
    「SSH-2 RSA key」または「SSH-2 DSA key」以外の暗号方式はサポートしていません。


  3. ビット長の指定
    「Number of bits in a generated key」に任意のビット長を入力します(「2048」以上を推奨)。
    ビット長は暗号強度に影響します。ビット長の値が大きいほど暗号強度が高くなります。

  4. 乱数の生成
    Generateボタンを押下します。「Please generate some randomness by moving the mouse over the blank area.」と表示されたら、PuTTYgenのウィンドウ上でマウスを動かし、鍵ファイルの生成に必要な乱数を生成します。


  5. パスフレーズの設定
    「Key passphrase」および「Confirm passphrase」に任意のパスフレーズを入力します。
    秘密鍵にパスフレーズを設定しない場合は、入力する必要はありません。

  6. 秘密鍵の保存
    メニューから「Conversions」 - 「Export OpenSSH key」を選択し、任意の出力先を指定して保存します。
    「Conversions」 - 「Export OpenSSH key」以外を選択して保存した秘密鍵や、「Save private key」ボタンを押下して保存した秘密鍵はサポートしていません。


  7. 公開鍵の保存
    「Public key for pasting into OpenSSH authorized_keys file」に公開鍵の内容が表示されます。必要に応じて表示された公開鍵の内容をコピーし、任意のファイルに保存します。
    「Save public key」ボタンを押下して保存した公開鍵はサポートしていません。


  8. PuTTYgenの終了
    PuTTYgenを終了します。