削除(選択リスト値)処理

オペレーション名

削除(選択リスト値)

機能概要

入力データを元に選択リスト値の削除処理を行います。
コールの制約により入力データを10件ごとに分割して送信します。
◆グローバルリソースリソースのAPIバージョンにより使用するコールが違います。 本オペレーションが使用するAPI仕様については、グローバルリソースで選択したAPIバージョンのAPIドキュメントを以下のリンク先ページより参照してください。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
テーブル名 必須 使用不可 Salesforceのテーブル名を選択します。  
選択リスト項目名 必須 使用不可 選択リスト項目名を選択します。  
オプション設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
処理完了を待ち結果を取得する 省略可 使用不可 処理はリクエスト後にサーバ側で非同期に実行されます。
サーバ側の処理が完了するまで状況を監視し、処理の完了結果を取得するかを設定します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    処理完了を待ち結果を取得します。
  • [チェックなし]:
    処理完了を待たずリクエスト直後の結果を取得します。
  • API 29.0以前のグローバルリソース選択時に編集可能です。
監視開始までの待機時間(秒) 省略可 使用可 監視を開始するまでの待機時間を設定します。
  • API 29.0以前のグローバルリソース選択時に編集可能です。
  • [処理完了を待ち結果を取得する][チェックあり]にした場合、有効かつ必須入力となります。
  • デフォルト値は「3」です。
監視間隔(秒) 省略可 使用可 監視の間隔時間を設定します。
  • API 29.0以前のグローバルリソース選択時に編集可能です。
  • [処理完了を待ち結果を取得する][チェックあり]にした場合、有効かつ必須入力となります。
  • デフォルト値は「10」です。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
テーブル情報の表示 操作を行っているオブジェクトのテーブル構造を確認できます。
テーブル構造の参照方法については、「テーブル情報の表示」を参照してください。
  • 他のオブジェクトのテーブル構造を確認したい場合、[全テーブル情報の読み込み]をクリックしてください。
全テーブル情報の読み込み 取得可能なすべてのテーブル構造を取得します。
実行後に、[テーブル情報の表示]から取得した内容を確認することができます。
 
データ処理方式
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
データ処理方式 必須 使用不可 データ処理方式を選択します。
  • [スクリプトの設定を使用する]:(デフォルト)
    スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をアダプタに使用します。
  • [大容量データ処理を行わない]:
    大容量データ処理を行いません。
  • [大容量データ処理を行う]:
    大容量データ処理を行います。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<table>
  <row>
    <column>values</column>
  </row>
  <row>
  :
  </row>
</table>

要素 列名 説明 備考
row
-
削除する選択リスト値の件数分繰り返します。  
column values 削除する選択リスト値を渡します。  

出力スキーマ

[グローバルリソース]の選択したAPIバージョンによってスキーマが異なります。
  • API 29.0以前
  • <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
    <table>
      <row>
        <column>values</column>
        <column>RESULT_inputRowNumber</column>
        <column>RESULT_ASYNC_done</column>
        <column>RESULT_ASYNC_id</column>
        <column>RESULT_ASYNC_message</column>
        <column>RESULT_ASYNC_state</column>
        <column>RESULT_ASYNC_statusCode</column>
      </row>
      <row>
      :
      </row>
    </table>

    要素 列名 説明 備考
    row
    -
    入力スキーマに渡されたデータの件数分繰り返します。  
    column values 入力スキーマに渡された選択リスト値を出力します。  
    RESULT_inputRowNumber 入力スキーマに渡されたデータ内のノードの位置に基づいて番号を出力します。  
    RESULT_ASYNC_done 処理結果(AsyncResult)の完了フラグ(true,false)を出力します。
    • 以下の場合はSalesforceアダプタがステータスコードおよびメッセージを出力します。
      この場合、[RESULT_ASYNC_done][RESULT_ASYNC_id]にはnull、[RESULT_ASYNC_state]には[Error]が出力されます。

      • 「SALESFORCE_ADAPTER_ILLEGAL_DATA_TYPE」
        定義された項目の属性と入力データ型が一致しない場合に設定されます。たとえば、[probability]に数値以外の文字列が入力された場合などです。
      • 「SALESFORCE_ADAPTER_REQUIRED_FIELD」
        必須のスキーマに値が渡されない場合に設定されます。たとえば、[fullName]にnullが入力された場合などです。
      • 「SALESFORCE_ADAPTER_ENUMERATED_TYPE_NOT_MATCH」
        列挙型で構成されるスキーマに渡した値が不正な場合に設定されます。たとえば、[forecastCategory]に存在しないカテゴリーが入力された場合などです。
    RESULT_ASYNC_id 処理結果(AsyncResult)のIDを出力します。
    RESULT_ASYNC_message 処理結果(AsyncResult)のメッセージを出力します。
    RESULT_ASYNC_state 処理結果(AsyncResult)の状況を出力します。
    • [Queued]:処理はまだ始まっていません。
    • [InProgress]:現在処理されています。
    • [Completed]:処理は完了しています。
    • [Error]:処理に失敗しました。
    RESULT_ASYNC_statusCode 処理結果(AsyncResult)のステータスコードを出力します。
  • API 34.0以降
  • <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
    <table>
      <row>
        <column>values</column>
        <column>RESULT_inputRowNumber</column>
        <column>RESULT_success</column>
        <column>RESULT_fullName</column>
        <column>RESULT_message</column>
        <column>RESULT_statusCode</column>
      </row>
      <row>
      :
      </row>
    </table>

    要素 列名 説明 備考
    row
    -
    入力スキーマに渡されたデータの件数分繰り返します。  
    column values 入力スキーマに渡された選択リスト値を出力します。  
    RESULT_inputRowNumber 入力スキーマに渡されたデータ内のノードの位置に基づいて番号を出力します。  
    RESULT_success 処理結果(SaveResult)の完了フラグ(true,false)を出力します。
    • 以下の場合はSalesforceアダプタがステータスコードおよびメッセージを出力します。
      この場合、[RESULT_success]にはfalseが出力され、[RESULT_fullName][RESULT_message][RESULT_statusCode]にはnullが出力されます。

      • 「SALESFORCE_ADAPTER_ILLEGAL_DATA_TYPE」
        定義された項目の属性と入力データ型が一致しない場合に設定されます。たとえば、[probability]に数値以外の文字列が入力された場合などです。
      • 「SALESFORCE_ADAPTER_REQUIRED_FIELD」
        必須のスキーマに値が渡されない場合に設定されます。たとえば、[fullName]にnullが入力された場合などです。
      • 「SALESFORCE_ADAPTER_ENUMERATED_TYPE_NOT_MATCH」
        列挙型で構成されるスキーマに渡した値が不正な場合に設定されます。たとえば、[forecastCategory]に存在しないカテゴリーが入力された場合などです。
    RESULT_fullName 処理結果(DeleteResult)のfullNameを出力します。
    RESULT_message 処理結果(DeleteResult)のメッセージを出力します。
    RESULT_statusCode 処理結果(DeleteResult)のステータスコードを出力します。

    Mapperでのスキーマ読み込み

    スキーマは自動で読み込まれます。
    詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

    大容量データ処理

    大容量データ処理に対応しています。

    トランザクション

    トランザクションはサポートしていません。

    PSPでの使用について

    PSPでは使用できません。

    使用できるコンポーネント変数

    コンポーネント変数名 説明 備考
    read_count 渡されたデータの件数が格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    delete_count 削除に成功したデータの件数が格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    error_count 削除に失敗したデータの件数が格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    inprogress_count 処理中のデータの件数が格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    • [処理完了を待ち結果を取得する][チェックあり]とした場合、0件となります
    • グローバルリソースのAPI 29.0以前を選択時の場合に格納されます。
    server_url ログイン後のエンドポイントURLが格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    session_id セッションIDが格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    operation_api_exception_code APIエラー発生時、発生したエラーのExceptionCodeが格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    • APIエラー以外のエラー発生時は、値が格納されません。
    • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
    operation_error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
    operation_error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
    • デフォルト値はnullです。
    • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。

    テーブル情報の表示

    Salesforceのテーブルに対する操作可能な処理、およびテーブルのフィールド属性を確認することができます。
    また、フィールド情報については、印刷することも可能です。



    画像内の番号 名称 説明 備考
    (1) テーブル名 テーブル構造の表示を行うテーブルを選択します。  
    (2) テーブル情報 選択したテーブルに対する、操作可能なオペレーションを表示します。  
    (3) 桁数 項目の桁数を表示します。  
    (4) 外部ID 対象項目が外部IDとして設定されているか否かを表します。  
    (5) 追加可能 データ追加時に値を設定することが可能か否かを表します。  
    (6) 更新可能 データ更新時に値を設定することが可能か否かを表します。  
    (7) Null許可 データ追加、更新時にNullが許容されるか否かを表します。  
    (8) 初期値有無 データ追加時にSalesforceが初期値を自動設定するか否かを表します。  
    (9) 参照先 参照関係または主従関係の項目の場合、参照先のオブジェクト名を表示します。  

    仕様制限

    主な例外

    例外名 原因 対策
    ResourceNotFoundException
    リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
    [接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
    ResourceNotFoundException
    リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
    [接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
    java.net.UnknownHostException グローバルリソースで指定したPROXYサーバが見つからない例外です。 PROXYサーバの状態を確認して下さい。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Proxyホスト]を確認してください。
    java.net.SocketTimeoutException
    connect timed out
    Salesforceに接続中にタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Connectionタイムアウト(秒)]を確認してください。
    java.net.SocketTimeoutException
    Read timed out
    Salesforceに接続後、サーバからの応答までにタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト(秒)]を確認してください。
    jp.co.headsol.salesforce.adapter.exception.SalesforceAdapterIllegalArgumentException Salesforceアダプタのプロパティの設定値が不正です。 エラーメッセージを確認し、設定内容をご確認ください。
    com.sforce.soap.partner.fault.LoginFault Salesforceへのログインに失敗しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。
    com.sforce.soap.partner.fault.UnexpectedErrorFault Salesforceへの処理実行中に、予期しない例外が発生しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。