スクリプト呼び出し処理

オペレーション名

スクリプト呼び出し

機能概要

プロジェクトのスクリプトやサーバに登録されたスクリプトを呼び出します。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
同じプロジェクトのスクリプト - 必須 使用不可 同一プロジェクト内のスクリプトを呼び出す場合に選択します。  
スクリプト 必須 使用可 呼び出し先スクリプト名を選択または入力します。
  • [同じプロジェクトのスクリプト]を選択した場合、有効になります。
別プロジェクトのスクリプト - 必須 使用不可 別プロジェクト内のスクリプトを呼び出す場合に選択します。
共有プロジェクト 省略可 使用不可 [プロジェクト]の一覧に共有プロジェクトを表示するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    [プロジェクト]の一覧に共有プロジェクトのみを表示します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    [プロジェクト]の一覧に非共有プロジェクトのみを表示します。
  • [別プロジェクトのスクリプト]を選択した場合、有効になります。
所有者 必須 使用不可 [プロジェクト]の一覧に表示するプロジェクトの所有者を選択します。
  • ログインユーザが管理者権限を持ったユーザの場合、表示されます。
  • [別プロジェクトのスクリプト]を選択した場合、有効になります。
  • デフォルト値はログインユーザです。
プロジェクト 必須 使用可 呼び出し先スクリプトが含まれたプロジェクトを選択または入力します。
  • [別プロジェクトのスクリプト]を選択した場合、有効になります。
スクリプト 必須 使用可 呼び出し先のスクリプト名を選択または入力します。
  • [別プロジェクトのスクリプト]を選択した場合、有効になります。
サーバに登録されたプロジェクトのスクリプト - 必須 使用不可 サーバに登録されたプロジェクト内のスクリプトを呼び出す場合に選択します。  
サービス 必須 使用可 呼び出し先スクリプトが含まれたサービスを選択または入力します。
  • [サーバに登録されたプロジェクトのスクリプト]を選択した場合、有効になります。
スクリプト 必須 使用可 呼び出し先のスクリプト名を選択または入力します。
  • [サーバに登録されたプロジェクトのスクリプト]を選択した場合、有効になります。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
スクリプトを開く 呼び出し先スクリプトをデザイナで開きます。
  • [同じプロジェクトのスクリプト]が選択されている場合、同一プロジェクトから、設定した[スクリプト]を開きます。
  • [別プロジェクトのスクリプト]が選択されている場合、別プロジェクトから、設定した[スクリプト]を開きます。
  • [サーバに登録されたプロジェクトのスクリプト]が選択されている場合、設定した[サービス]の登録元プロジェクトから、設定した[スクリプト]を開きます。
    • 登録元プロジェクトについては、「マイサービス」を参照してください。
  • [サービス]または[スクリプト]に変数を指定した場合、無効になります。
  • スクリプト・サービス・登録元プロジェクトが、削除や名前の変更などにより存在しない場合、スクリプトを開くことはできません。
  • 本プロパティアクションは、コンポーネントアイコンの右クリックメニューからも実行できます。
入出力
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
一覧を手動で設定 省略可 使用不可 [入力変数]/[出力変数]を手動で設定するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    手動で設定します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    自動で設定します。
 
入力変数 省略可 - 呼び出し先スクリプトの入力変数を指定します。また、入力変数へ渡す値を入力します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    変数を追加します。
  • [削除]:
    変数を削除します。
  • [一覧を手動で設定]にチェックを入れた場合、各列の操作を行うボタンが有効になります。
入力変数/変数名 必須 使用不可 変数名を入力します。
  • [一覧を手動で設定]にチェックを入れた場合、変数名を入力できます。
入力変数/型 必須 使用不可 変数の型を選択します。
  • [文字列型]:(デフォルト)
  • [整数型]:
  • [10進数型]:
  • [日付/時間型]:
  • [真偽値型]:
  • [バイナリ型]:
  • [XML型]:
  • [一覧を手動で設定]にチェックを入れた場合、変数の型を選択できます。
入力変数/必須 省略可 使用不可 [入力変数/値]を必須項目として扱うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    [入力変数/値]を必須項目として扱います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    [入力変数/値]を必須項目として扱いません。
  • [一覧を手動で設定]にチェックを入れた場合、チェックあり/なしを選択できます。
入力変数/値 省略可 使用可 変数に渡す値を入力します。
  • デザイナの「オプション設定」の[ビルド時バリデーション]が有効で、かつ[入力変数/必須]がチェックありの場合、必須項目として扱います。
出力変数 省略可 - 呼び出し先スクリプトから受け取る出力変数を指定します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    変数を追加します。
  • [削除]:
    変数を削除します。
  • [一覧を手動で設定]にチェックを入れた場合、各列の操作を行うボタンが有効になります。
出力変数/変数名 必須 使用不可 変数名を入力します。
  • [一覧を手動で設定]にチェックを入れた場合、変数名を入力できます。
出力変数/型 必須 使用不可 変数の型を選択します。
  • [文字列型]:(デフォルト)
  • [整数型]:
  • [10進数型]:
  • [日付/時間型]:
  • [真偽値型]:
  • [バイナリ型]:
  • [XML型]:
  • [一覧を手動で設定]にチェックを入れた場合、変数の型を選択できます。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
再読み込み 呼び出し先スクリプトの[入力変数]/[出力変数]の一覧を再度読み込みます。
  • [サービス]または[スクリプト]に変数が指定されていない場合、有効になります。
  • 手動で設定した入力変数および出力変数は、呼び出し先スクリプトの入力変数および出力変数で上書きされます。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

右クリックメニュー

項目名 説明 備考
スクリプトの入出力変数の更新 呼び出し先スクリプトの[入力変数]/[出力変数]の一覧を再度読み込みます。
スクリプトを開く 呼び出し先スクリプトをデザイナで開きます。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
exitStatus 呼び出し先スクリプトの戻り値が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。
[<出力変数名>] [出力変数]で設定した出力変数値が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • XML型の出力変数はコンポーネント変数として出力しません。結果データとして出力します。

入出力変数について

呼び出し先スクリプトにスクリプト入力変数/スクリプト出力変数を用意することにより、スクリプト間のデータの受け渡しが可能になります。
詳細については、「入出力変数について」を参照してください。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
ProjectNotFoundException [サービス]で指定したサービスがサーバに登録されていません。 [サービス]で指定したサービスがサーバに登録されているかどうかを確認してください。
ScriptCallFailedException 呼び出したスクリプトの処理が失敗しました。 呼び出したスクリプトの処理内容を確認してください。
ScriptNotFoundException [スクリプト]で指定したスクリプトが見つかりません。 [スクリプト]で指定したスクリプトが存在するかどうかを確認してください。
ScriptCallViolationException [別プロジェクトのスクリプト]で、[プロジェクト]に同じプロジェクトを指定しています。 [プロジェクト]で別プロジェクトを指定してください。
ScriptLoadFailedException [別プロジェクトのスクリプト]で、[プロジェクト]に指定したプロジェクト、または[スクリプト]で指定したスクリプトが見つかりません。 以下のことを確認してください。
  • [プロジェクト]で指定したプロジェクトが存在するか
  • [プロジェクト]で指定したプロジェクトに読み取り権限があるか
  • [スクリプト]で指定したスクリプトが存在するか
  • [スクリプト]で指定したスクリプトがビルドエラーになっていないか