印刷実行処理

オペレーション名

印刷実行

機能概要

Report Director Enterpriseにスプールされている文書を印刷します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
印刷先 必須 使用不可 印刷先を選択します。
  • [プリンターグループ]:(デフォルト)
    プリンターグループで印刷します。
  • [サーバープリンター]:
    サーバープリンターで印刷します。
プリンターグループ 必須 使用可 プリンターグループの名前を選択または入力します。
  • [印刷先][プリンターグループ]を選択した場合、表示されます。
サーバープリンター 必須 使用可 サーバープリンターの名前を選択または入力します。
  • [印刷先][サーバープリンター]を選択した場合、表示されます。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
プリンターグループ一覧の更新 [接続先]で指定したReport Director Enterpriseサーバに登録されているプリンターグループを取得して、[プリンターグループ]で選択できるようにします。
  • [印刷先][プリンターグループ]を選択した場合、表示されます。
サーバープリンター一覧の更新 [接続先]で指定したReport Director Enterpriseサーバに登録されているサーバープリンターを取得して、[サーバープリンター]で選択できるようにします。
  • [印刷先][サーバープリンター]を選択した場合、表示されます。
印刷設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
部数を指定する 省略可 - 部数を指定するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    部数を指定します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    部数を指定しません。
 
部数 省略可 使用可 部数を入力します。
  • [部数を指定する]にチェックを入れた場合、有効になります。
  • 1以上の整数を入力します。
部単位で印刷する 省略可 - 部単位で印刷を行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    部単位で印刷を行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    部単位で印刷を行いません。
  • [部数を指定する]にチェックを入れた場合、有効になります。
ページ範囲を指定する 省略可 - ページ範囲を指定するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    ページ範囲を指定します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    ページ範囲を指定しません。
  • チェックを入れない場合、対象の文書の未印刷ページをすべて印刷します。
  • 印刷済み文書を印刷したい場合、チェックを入れる必要があります。
ページ範囲 省略可 使用可 ページ範囲を入力します。
  • [ページ範囲を指定する]にチェックを入れた場合、有効になります。
  • 以下のような指定が可能です。
    • 「1,3,6」のようにページ番号をカンマで区切って指定
    • 「4-8」のようにページ番号をハイフンでつないで指定
    • 「1-10,15,22」のように組み合わせて指定
    • 「*」で印刷済みページも含むすべてのページを指定
文書を印刷済みにする 省略可 - すべてのページを印刷していない場合も、印刷が正常終了したときに、文書を印刷済みにするかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    文書を印刷済みにします。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    文書を印刷済みにしません。
  • [ページ範囲を指定する]にチェックを入れた場合、有効になります。
プリンター設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
給紙トレイ 省略可 使用可 給紙トレイ番号を入力します。
  • 0以上の整数を入力します。
排紙ビン 省略可 使用可 排紙ビン番号を入力します。
  • 0以上の整数を入力します。
紙種 省略可 使用可 紙種番号を入力します。
  • 0以上の整数を入力します。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<documents>
  <document>
    <docNum>文書管理番号</docNum>
  </document>
</documents>
要素名 属性名 説明 備考
documents - 文書情報リストを表す要素です。  
document - 文書情報を表す要素です。  
docNum - 文書管理番号を表す要素です。
  • 整数を入力します。

出力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<printResults>
  <printResult>
    <docNum>文書管理番号</docNum>
    <errorCode>エラー番号</errorCode>
    <errorMessage>エラーメッセージ</errorMessage>
  </printResult>
</printResults>
要素名 属性名 説明 備考
printResults - 印刷実行結果リストを表す要素です。  
printResult - 印刷実行結果を表す要素です。  
docNum - 文書管理番号を表す要素です。  
errorCode - エラー番号を表す要素です。
  • 印刷が正常終了した場合は「0」が出力されます。
  • 以下の場合は空文字列が出力されます。
    • [印刷先][サーバープリンター]を選択した場合
errorMessage - エラーメッセージを表す要素です。
  • 以下の場合は空文字列が出力されます。
    • 印刷が正常終了した場合
    • [印刷先][サーバープリンター]を選択した場合

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • バージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • バージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • バージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

RDE UDKのログについて

Report Director Enterpriseアダプタで使用しているRDE UDKのログは、$DATASPIDER_HOME/server/logs下にrde.logというファイル名で出力されます。
RDE UDKのログは2048KBを超えた場合に新規ログファイルが生成され、古いファイルは5つ保持されます。

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
リソースの必須項目が設定されていません。:<プロパティ名>
[接続先]に選択されたリソースの必須項目が設定されていません。 リソースの必須項目を設定してください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
RdConnectException
データベースの接続に失敗しました。
Report Director Enterpriseで使用しているデータベースへの接続に失敗しました。 Report Director Enterpriseで使用しているデータベースの再起動や、最大接続数の変更を行うなど、データベースに接続可能な状態にしてください。