環境設定

データベースへの同時接続数の設定

本アダプタでは、RDE UDKを使用しています。
そのため、本アダプタで帳票出力を行うには、Report Director Enterpriseサーバで使用しているデータベースへの同時接続数を変更する必要があります。
Report Director Enterpriseサーバで使用しているデータベースへの同時接続数を、RDE UDKの使用が可能な接続数に変更してください。
詳細については、Report Director Enterpriseユーザーズマニュアル「データベースへの同時接続数を変更する」を参照してください。

リモート接続時の設定

DataSpiderServerが稼働するOSとは異なるOS上のReport Director Enterpriseサーバに接続する場合、Report Director Enterpriseサーバで使用しているデータベースにおいて、異なる環境からの接続を許可する設定を行う必要があります。
以下の手順で設定を行ってください。

設定手順

  1. <Report Director Enterpriseインストールディレクトリ>/rdjava/pgsql/data/pg_hba.confをテキストエディタで開きます。
    データベースのデータディレクトリを変更している場合、pg_hba.confは変更したディレクトリの配下にあります。

  2. pg_hba.confに以下の記述を追加します。
    追加例:
    host all all 192.168.0.10/32 trust

  3. pg_hba.confの変更を保存します。

  4. Report Director Enterpriseサーバで使用しているデータベースのサービスを再起動します。

多重ログインの禁止について

Report Director Enterpriseでユーザーの多重ログインを禁止する設定を行っている場合、多重ログインによってエラーが発生する場合があります。

多重ログインが発生する例: 上記リストにおいて、「ユーザー」はすべて、DataSpiderのユーザではなくReport Director Enterpriseのユーザーを示します。

このような場合、Report Director Enterpriseで多重ログインの禁止を解除してください。
詳細については、Report Director Enterpriseユーザーズマニュアルの以下の項目を参照してください。

バージョン項目名
Report Director Enterprise 9.1セキュリティ設定
Report Director Enterprise 9.2ユーザーに関するセキュリティ設定