文字列型の日付データをフォーマット変換したい
キーワード:日付フォーマットの変換,文字列ごとに置換
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概要
文字列型の日付データをフォーマット変換したい場合、文字ごとに置換ロジックを使用します。
文字列型の日付データ(「yyyy/MM/dd」形式)を初期値とするスクリプト変数の値を、文字列型のスクリプト変数に「yyyy-MM-dd」形式で代入します。
処理の流れ
サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。
- 「変数代入処理」の「文字ごとに置換ロジック」で文字「/」を文字「-」に置き換えます。
スクリプトを実行すると、「yyyy/MM/dd」形式の文字列が「yyyy-MM-dd」形式に置換され格納されます。
ポイントとなる機能
名前 |
説明 |
ツールパレット上の場所 |
文字列ごとに置換ロジック |
入力文字列を変換テーブルにより置換して返します。 |
「文字列」-「変換」-「文字ごとに置換」 |
処理のポイント
文字ごとに置換ロジックで文字「/」を文字「-」に置き換えます。
サンプルプロジェクトの使用方法
上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。
サンプルプロジェクトファイル名 |
rl_reference_028.zip |
- サンプルプロジェクトの展開
サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_028.zip」を展開します。
- プロジェクトのアップロード
「rl_reference_028.zip」を展開後に作成される「rl_reference_028プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_028プロジェクト」をアップロードしてください。
スクリプトの作成手順
プロセスフローは、「サンプルプロジェクトの説明」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
- 入力データ・出力データとして使用するスクリプト変数を作成します。
- スクリプト変数のプロパティは、以下のように設定します。
スクリプト変数のプロパティ
変数名 |
変数型 |
初期値 |
yyyy/MM/dd |
文字列型 |
2014/08/15 |
yyyy-MM-dd |
文字列型 |
|
- デザイナのツールパレット「基本」-「処理」-「変数代入」から、変数代入処理をスクリプトキャンバスに配置します。
- 変数代入処理のMapperエディタを開き、文字列型の日付データ(「yyyy/MM/dd」形式)を初期値とするスクリプト変数の値を、「yyyy-MM-dd」形式の文字列に変換する処理を作成します。
- マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
マッピングキャンバス

番号 |
ロジック名 |
説明 |
ツールパレット上の場所 |
(1) |
文字ごとに置換 |
入力文字列を文字ごとに置換して返します。
[必須設定]タブの[入力文字群]に「/」を入力します。
[出力文字群]には「-」を入力します。 |
「文字列」-「変換」-「文字ごとに置換」 |
処理のポイント
- [入力文字群]に入力した文字「/」を[出力文字群]に入力した文字「-」に置換することで、「yyyy-MM-dd」形式の文字列に変換されます。
|
- スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。