リポジトリDB管理

WebConsole版については、こちらを参照してください。

リポジトリDB管理とは

リポジトリDB管理とは、リポジトリDBの接続に関する各種設定を行うツールです。
リポジトリDBについては、「リポジトリDB」を参照してください。
管理者権限を持ったユーザのみ実行できます。

リポジトリDB管理の機能

リポジトリDB管理では、以下の機能を提供しています。
機能の説明
機能名 タブ 説明 備考
接続情報の設定 接続情報 リポジトリDBの接続情報の設定を行います。  
接続数と接続の解放 接続数の管理 リポジトリDBの接続の解放を行います。  
接続数の初期値と上限値 リポジトリDB接続数の初期値と上限値の設定を行います。  
接続の生存期間設定 再利用されずプールされたままの接続が破棄されるまでの生存時間と、接続を破棄するための検査周期の設定を行います。  
DataSpiderServer起動時のリポジトリDB接続チェック 再接続設定 DataSpiderServer起動時にリポジトリDBへの接続に失敗した場合の、再接続のリトライ回数と周期の設定を行います。  
DataSpiderServer稼働中のリポジトリDB接続チェック DataSpiderServer稼働時にリポジトリDBへの接続に失敗した場合の、再接続のリトライ回数と周期の設定を行います。  
リポジトリDBのクリーンアップ その他 リポジトリDBの関連テーブル内で参照されなくなったファイルデータを削除します。
  • Studio for Webでのタブ名は、[全般]となります。

接続情報の設定

リポジトリDBの接続情報の設定を行います。
リポジトリDB無しの設定でインストールを行い、あとからリポジトリDB有りの設定に変更したい場合も、各項目の設定を行い、DataSpiderServerを再起動することでリポジトリDBを使用する環境に変更することができます。
設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。
リポジトリDBの構築については、「リポジトリDB」を参照してください。
項目の説明
項目名 説明 備考
DBMS リポジトリDBとして使用するRDBの種類を選択します。
  • [DB2]
  • [MySQL]
  • [Oracle]
  • [PostgreSQL]
  • [SQL Server]
  • Amazon RDSをリポジトリDBとして使用する場合、Amazon RDSのRDBの種類に合わせて選択してください。
  • Azure SQL DatabaseをリポジトリDBとして使用する場合、SQL Serverを選択してください。
JDBCドライバのパス リポジトリDBの接続に使用するJDBCドライバのパスを入力または選択します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • ファイルパスはサーバOSローカルファイルシステムの絶対パスで指定してください。
URL JDBC接続のURLを入力します。
  • DB2の場合「jdbc:db2://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>
  • MySQLの場合「jdbc:mysql://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>?allowPublicKeyRetrieval=true&serverTimezone=<DataSpiderServerのタイムゾーンID>
  • Oracleの場合「jdbc:oracle:thin:@<ホスト名>:<ポート番号>:<サービス名/SID>
  • PostgreSQLの場合「jdbc:postgresql://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>
  • SQL Serverの場合「jdbc:sqlserver://<ホスト名>:<ポート番号>;DatabaseName=<データベース名>
 
ユーザ リポジトリDBの接続ユーザを入力します。  
パスワード リポジトリDBの接続ユーザのパスワードを入力します。  
プロパティアクション
項目名 説明 備考
接続設定ウィザード 「接続設定ウィザード」を使用して接続設定を行います。  
接続テスト 設定した内容でリポジトリDBに接続できることを確認します。  

接続数と接続の解放

リポジトリDBの接続の解放を行います。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
接続の解放 現在プールされているリポジトリDB接続を解放し、[現在のリポジトリDB接続数]の表示を「0」に更新します。  

接続数の初期値と上限値

リポジトリDB接続数の初期値と上限値の設定を行います。
設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。
項目の説明
項目名 説明 備考
初期接続数 DataSpiderServerの起動時にプールされるコネクション数を入力します。
  • デフォルト値は「0」です。
接続数上限 プールされるコネクション数の上限を入力します。
  • デフォルト値は「10」です。

接続の生存期間設定

再利用されずプールされたままの接続が破棄されるまでの生存時間と、接続を破棄するための検査周期の設定を行います。 検査が実行された時に生存時間を過ぎている接続がある場合、その接続は破棄の対象となります。
設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。
項目の説明
項目名 説明 備考
接続の生存期間 プールされるコネクションがコンポーネントプールGCの対象になるまでの時間(ミリ秒)を入力します。
コンポーネントプールGCについては 「プールされるコネクションの生存期間」を参照してください。
  • デフォルト値は「1800000」(30分)です。
検査の周期 [接続の生存期間]を過ぎて、コンポーネントプールGCの対象となったコネクションの検査を行う周期(ミリ秒)を入力します。
コンポーネントプールGCについては 「プールされるコネクションの生存期間」を参照してください。
  • デフォルト値は「3600000」(60分)です。

DataSpiderServer起動時のリポジトリDB接続チェック

DataSpiderServerの起動時にリポジトリDBへの接続に失敗した場合の、再接続のリトライ回数と周期の設定を行います。 設定された回数と周期で再接続を行っても接続が確立できなかった場合、DataSpiderServerをリポジトリDB無しで起動します。
設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。
項目の説明
項目名 説明 備考
接続生成トライ回数 DataSpiderServerの起動時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の回数を入力します。
  • デフォルト値は「3」です。
接続生成トライ周期 DataSpiderServerの起動時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の間隔(ミリ秒)を入力します。
  • デフォルト値は「5000」です。

DataSpiderServer稼働中のリポジトリDB接続チェック

DataSpiderServerの稼働時にリポジトリDBへの接続に失敗した場合の、再接続のリトライ回数と周期の設定を行います。
設定された回数と周期で再接続を行っても接続が確立できなかった場合、DataSpiderServerを停止します。
設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。
項目の説明
項目名 説明 備考
再接続トライ回数 DataSpiderServerの稼働時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の回数を入力します。
  • デフォルト値は「10」です。
再接続トライ周期 DataSpiderServerの稼働時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の間隔(ミリ秒)を入力します。
  • デフォルト値は「1000」です。

リポジトリDBのクリーンアップ

リポジトリDBの関連テーブル内で参照されなくなったファイルデータを削除します。クリーンアップ処理により、リポジトリDBの空き容量を確保することができます。
プロパティアクション
項目名 説明 備考
リポジトリDBのクリーンアップ リポジトリDBの関連テーブル内で参照されなくなったファイルデータを削除します。  

仕様制限

注意事項