メッセージ受信処理

オペレーション名

メッセージ受信

機能概要

JMSプロバイダのサーバ上にあるキューまたはトピックからメッセージを受信します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
メッセージタイプ 必須 使用不可 取得するメッセージタイプを選択します。
  • [Any Message]:(デフォルト)
    すべてのメッセージタイプのメッセージを取得します。
  • [XML Message]:
    テキストデータをXMLドキュメントとして取得します。
  • [Text Message]:
    テキストデータを取得します。
  • [Map Message]:
    キーと値のマップ(対応)を持ったデータを取得します。
  • [Object Message]:
    オブジェクトを取得します。書き込み時はBASE64でエンコーディングされます。
  • [Stream Message]:
    ユーザアプリケーションで定義されたデータのストリームを取得します。
  • [Bytes Message]:
    バイト列を取得します。
  • [Any Message]以外を指定した場合、指定したメッセージタイプに合致しないメッセージは取得しません。
バイトメッセージ設定 省略可 - データ型、出現回数を指定します。

各列は以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
  • [メッセージタイプ][Bytes Message]を選択した場合、有効になります。
  • 省略した場合、データをbyte[]で読み取ります。
バイトメッセージ設定/データ型 必須 使用不可 データ型を選択します。
  • [double]:(デフォルト)
  • [long]:
  • [float]:
  • [int]:
  • [short]:
  • [boolean]:
  • [char]:
  • [byte]:
  • [UTF]:
  • [unsigned short]:
  • [unsigned byte]:
  • [UTF]とは、UTF-8でデコードされるstring型を指します。
バイトメッセージ設定/出現回数 必須 使用可 [データ型]で指定した型が出現する回数を入力します。
  • 省略した場合「1」が設定されます。
購読設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
有効期限(ミリ秒) 省略可 使用可 メッセージ購読時のメッセージの有効期限を入力します。

メッセージは有効期限が過ぎるか、対象となるすべての購読者に発行されると消去されます。
  • [接続先]でトピック接続を指定した場合、有効になります。
  • デフォルト値は「1000」で、省略した場合「1000」が設定されます。
  • 入力できる値は「0〜2147483646」です。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

[メッセージタイプ]の設定によって異なります。
詳細については、「スキーマ」を参照してください。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションをサポートしています。
本アダプタのトランザクション設定については、「グローバルリソースのプロパティ」の[トランザクション]を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理には対応していません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

仕様制限

ありません。

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
リソースの必須項目が指定されていません。:<プロパティ名>
[接続先]で選択されたリソース定義の[<プロパティ名>]が指定されていません。 [接続先]で選択されたリソース定義の[<プロパティ名>]を指定してください。
javax.jms.JMSException JMSプロバイダが起動していない、または接続設定が誤っています。 JMSプロバイダが起動しているか、または接続設定の内容を確認してください。