配信要求処理

オペレーション名

配信要求

機能概要

配信要求コマンド(utlsend)を実行します。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
HULFT環境設定 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
  • グローバルリソースを選択すると、HULFTに登録済みの「ファイルID」「転送グループID」「詳細ホスト情報」の一覧を自動的に取得し、それぞれの項目の入力候補として参照することができるようになります。
ファイルID 必須 使用可 配信を行うファイルIDを入力または選択します。
  • [HULFT環境設定]でHULFT7を選択した場合、8バイト以内の英数字で設定してください。
  • [HULFT環境設定]でHULFT7以外を選択した場合、50バイト以内の英数字で設定してください。
同期転送 必須 使用不可 同期転送要求を選択します。
  • [同期]:(デフォルト)
  • [非同期]:
 
同期転送時の待ち時間 必須 使用不可 同期転送待ち時間を選択します。
  • [HULFT設定値]:(デフォルト)
    HULFT設定値を使用します。
  • [待ち時間を指定]:
    [待ち時間(秒)]に指定した時間を使用します。
  • [同期転送][同期]を選択した場合、有効になります。
待ち時間(秒) 省略可 使用可 待ち時間を入力します。
  • 「10」から「259200」の間で設定してください。
  • [同期転送時の待ち時間][待ち時間を指定]を選択した場合、有効になります。
任意設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
配信ファイル名 省略可 使用可 配信ファイル名を入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • 200バイト以内の文字で設定してください。
  • ファイルパスはDataSpiderファイルシステムの絶対パスで指定してください。
  • データベースファイルシステム上のファイルは配信することができません。
  • パス区切り文字「/」以外のDataSpiderファイルシステムの使用禁止文字は使用できません。
  • 省略した場合、配信管理情報に登録されているファイル名が設定されます。
配信先 必須 使用不可 配信先を選択します。
  • [転送グループ]:(デフォルト)
  • [ホスト名]:
  • 選択した指定方法により、対応した入力フィールド([転送グループ]/[配信先ホスト])に切り替わります。
転送グループ 省略可 使用可 転送グループを入力または選択します。
  • [配信先][転送グループ]を選択した場合、有効になります。
  • [HULFT環境設定]でHULFT7を選択した場合、8バイト以内の英数字で設定してください。
  • [HULFT環境設定]でHULFT7以外を選択した場合、50バイト以内の英数字で設定してください。
  • 省略した場合、配信管理情報に登録されているグループ名が設定されます。
配信先ホスト 省略可 使用可 配信先のホストを入力または選択します。
  • [配信先][ホスト名]を選択した場合、有効になります。
  • 68バイト以内の英数字で設定してください。
  • 省略した場合、配信管理情報に登録されているホスト名が設定されます。
優先度の指定 必須 使用不可 優先度を指定を選択します。
  • [HULFT初期値]:(デフォルト)
    HULFT初期値を使用します。
  • [優先度を指定]:
    [優先度]に指定した値を使用します。
 
優先度 省略可 使用可 優先度を入力します。
  • 「1」から「256」の間で設定してください。
  • 相対的に小さいものが優先されます。
  • [優先度の指定][優先度を指定]を選択した場合、有効になります。
メッセージ設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
メッセージ0 省略可 使用可 メッセージを入力します。
  • 50バイト以内の文字で設定してください。
  • 省略した場合、集信側にメッセージは送信されません。
メッセージ1
メッセージ2
メッセージ3
メッセージ4
メッセージ5
拡張メッセージ0 省略可 使用可 拡張メッセージを入力します。
  • [HULFT環境設定]でHULFT7を選択した場合、表示されません。
  • [HULFT環境設定]でHULFT7以外を選択した場合、200バイト以内の文字で設定してください。
  • 省略した場合、集信側にメッセージは送信されません。
拡張メッセージ1
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

ありません。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
exit_status 実行した配信要求コマンド(utlsend)の終了ステータスが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • バージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • バージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • バージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
HulftResourceNotFoundException [HULFT環境設定]が指定されていません。 [HULFT環境設定]を指定してください。
java.io.IOException プロセス作成に失敗しました。 リソースが正しく設定されておらず、HULFTのbinへのパスが通っていない可能性があります。
HulftRuntimeExecutionException コマンドを実行した際の完了コードが「0」以外です。 詳細については、ログに出力されるメッセージとHULFTのマニュアルを参照してください。
InvalidPropertyConfigurationException プロパティの設定が不正です。 各プロパティの設定で、以下の状態が存在しないかを確認してください。
  • 規定文字数のオーバーしている
  • 無効な文字の使用している
  • 入力するべき項目が未入力になっている

注意事項