グループ所属メンバ登録/更新/削除処理

オペレーション名

グループ所属メンバ登録/更新/削除

機能概要

入力データをもとに、指定したグループの所属メンバを登録/更新/削除します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
処理対象グループ 必須 - メンバの登録/更新/削除を行うグループの識別名を指定します。
  • グループの識別名は、Active Directoryから取得できる識別名を指定してください。
    • 例: CN=TEST_GROUP,OU=Groups,DC=ad,DC=local
    識別名の詳細については、Active Directoryのドキュメントを参照してください。
処理方法 必須 使用不可 処理方法を選択します。
  • [差分追加]:(デフォルト)
    入力データのメンバを[処理対象グループ]の所属メンバに追加します。
  • [差分削除]:
    入力データのメンバを[処理対象グループ]の所属メンバから削除します。
  • [上書き更新]:
    [処理対象グループ]の所属メンバをすべて削除し、入力データのメンバを追加します。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
 <table>
   <row>
     <column>distinguishedName</column>
   </row>
   <row>
     :
   </row>
 </table>
列名 説明 備考
distinguishedName 登録/更新/削除するメンバの識別名を指定します。
  • メンバの識別名は、Active Directoryから取得できる識別名を指定してください。
    • 例: CN=TEST_USER,OU=Users,DC=ad,DC=local
    識別名の詳細については、Active Directoryのドキュメントを参照してください。

出力スキーマ

ありません。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
リソースの必須項目が指定されていません。
[接続先]に選択されたリソースの必須項目が指定されていません。 リソースの必須項目を指定してください。
InvalidPropertyConfigurationException
必須項目が指定されていません。
必須項目が指定されていません。 必須項目を指定してください。
GroupNotFoundException 設定した[処理対象グループ]が存在しません。 設定内容を確認してください。
jp.synctrust.util.account.context.ContextException
エントリの修正に失敗しました。
入力データのメンバが存在しない可能性があります。 設定内容を確認してください。
java.rmi.UnmarshalException $DATASPIDER_HOME/jre/lib/security/cacertsに証明書がインポートされていません。 $DATASPIDER_HOME/jre/lib/security/cacerts に証明書をインポートする必要があります。