読み取り(選択リスト値)処理

オペレーション名

読み取り(選択リスト値)

機能概要

選択リスト値を読み取ります。

◆グローバルリソースリソースのAPIバージョンにより使用するコールが違います。 本オペレーションが使用するAPI仕様については、グローバルリソースで選択したAPIバージョンのAPIドキュメントを以下のリンク先ページより参照してください。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
テーブル名 必須 使用不可 Salesforceのテーブル名を選択します。
  • MetadataAPIで取得できるテーブルのみ選択可能です。
選択リスト項目名 必須 使用不可 選択リスト項目名を選択します。  
オプション設定
プロパティアクション
項目名 説明 備考
テーブル情報の表示 操作を行っているオブジェクトのテーブル構造を確認できます。
テーブル構造の参照方法については、「テーブル情報の表示」を参照してください。
  • 他のオブジェクトのテーブル構造を確認したい場合、[全テーブル情報の読み込み]をクリックしてください。
全テーブル情報の読み込み 取得可能なすべてのテーブル構造を取得します。
実行後に、[テーブル情報の表示]から取得した内容を確認することができます。
 
データ処理方式
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
データ処理方式 必須 使用不可 データ処理方式を選択します。
  • [スクリプトの設定を使用する]:(デフォルト)
    スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をアダプタに使用します。
  • [大容量データ処理を行わない]:
    大容量データ処理を行いません。
  • [大容量データ処理を行う]:
    大容量データ処理を行います。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
	<picklistValues>
	  <values>
	    <fullName>
	    <default>
	    <color>
	    <allowEmail>
	    <closed>
	    <converted>
	    <cssExposed>
	    <description>
	    <forecastCategory>
	    <highPriority>
	    <probability>
	    <reverseRole>
	    <reviewed>
	    <won>
	    <controllingFieldValues>
	      <fullName>
	    </controllingFieldValues>
	  </values>
	  <values>
	  :
	  </values>
	</picklistValues>

要素名1 要素名2 要素名3 要素名4 説明 備考
picklistValues
-
-
-
-
 
-
values
-
-
取得した選択リスト値の件数分繰り返します。  
-
-
fullName
-
選択リスト値が出力されます。  
-
-
default
-
デフォルト(true,false)が出力されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
color
-
グラフの色が出力されます。
  • hexadecimal形式で出力されます。
    • 例: #FF6600
  • このフィールドを持たない項目の場合、空文字が出力されます。
-
-
allowEmail
-
メールを許可(true,false)が出力されます。
  • 「見積(Quote)」の「状況(Status)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
closed
-
完了フラグ(true,false)が出力されます。
  • 「ケース(Case)」「ToDo(Task)」の「状況(Status)」、「商談(Opportunity)」の「フェーズ(StageName)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
converted
-
取引開始済み(true,false)が出力されます。
  • 「リード(Lead)」の「リード状況(Status)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
cssExposed
-
セルフサービス内で使用可能(true,false)が出力されます。
  • 「ケース(Case)」の「原因(Reason)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
description
-
説明が出力されます。
  • 「商談(Opportunity)」の「フェーズ(StageName)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、空文字が出力されます。
-
-
forecastCategory
-
売上予測分類が出力されます。
  • 「商談(Opportunity)」の「フェーズ(StageName)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、空文字が出力されます。
-
-
highPriority
-
優先度高(true,false)が出力されます。
  • 「ToDo(Task)」の「優先度(Priority)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
probability
-
確度が出力されます。
  • 「商談(Opportunity)」の「フェーズ(StageName)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • 0
-
-
reverseRole
-
先方から見た役割が出力されます。
  • 「パートナー役割(PartnerRole)」の「先方から見た役割(ReverseRole)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、空文字が出力されます。
-
-
reviewed
-
レビュー済みフラグ(true,false)が出力されます。
  • 「ソリューション(Solution)」の「状況(Status)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
won
-
成立フラグ(true,false)が出力されます。
  • 「商談(Opportunity)」の「フェーズ(StageName)」などに適用されます。
  • このフィールドを持たない項目の場合、以下が出力されます。
    • API 29.0以前
    • 空文字
    • API 34.0以降
    • false
-
-
controllingFieldValues
-
取得した選択リスト制御項目値の件数分繰り返します。
  • 制御項目が設定されていない場合、0件となります。
    ただし、次の API バージョンにおいては要素が空となるノードが1件出力されます。
    • API 23.0
    • API 26.0
    	<controllingFieldValues>
    	 <fullName/>
    	</controllingFieldValues>
    						
-
-
-
fullName 選択リスト制御項目値が出力されます。  

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応しています。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
count 読み取ったデータの件数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
controlling_field 制御項目のAPI名が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
server_url ログイン後のエンドポイントURLが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
session_id セッションIDが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
operation_api_exception_code APIエラー発生時、発生したエラーのExceptionCodeが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • APIエラー以外のエラー発生時は、値が格納されません。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
operation_error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
operation_error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。

テーブル情報の表示

Salesforceのテーブルに対する操作可能な処理、およびテーブルのフィールド属性を確認することができます。
また、フィールド情報については、印刷することも可能です。



画像内の番号 名称 説明 備考
(1) テーブル名 テーブル構造の表示を行うテーブルを選択します。  
(2) テーブル情報 選択したテーブルに対する、操作可能なオペレーションを表示します。  
(3) 桁数 項目の桁数を表示します。  
(4) 外部ID 対象項目が外部IDとして設定されているか否かを表します。  
(5) 追加可能 データ追加時に値を設定することが可能か否かを表します。  
(6) 更新可能 データ更新時に値を設定することが可能か否かを表します。  
(7) Null許可 データ追加、更新時にNullが許容されるか否かを表します。  
(8) 初期値有無 データ追加時にSalesforceが初期値を自動設定するか否かを表します。  
(9) 参照先 参照関係または主従関係の項目の場合、参照先のオブジェクト名を表示します。  

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
java.net.UnknownHostException グローバルリソースで指定したPROXYサーバが見つからない例外です。 PROXYサーバの状態を確認して下さい。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Proxyホスト]を確認してください。
java.net.SocketTimeoutException
connect timed out
Salesforceに接続中にタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[Connectionタイムアウト(秒)]を確認してください。
java.net.SocketTimeoutException
Read timed out
Salesforceに接続後、サーバからの応答までにタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態、Salesforceのサーバの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト(秒)]を確認してください。
jp.co.headsol.salesforce.adapter.exception.SalesforceAdapterIllegalArgumentException Salesforceアダプタのプロパティの設定値が不正です。 エラーメッセージを確認し、設定内容をご確認ください。
com.sforce.soap.partner.fault.LoginFault Salesforceへのログインに失敗しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。
com.sforce.soap.partner.fault.InvalidFieldFault 実行したSOQLに含まれる項目が不正です。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。
com.sforce.soap.partner.fault.UnexpectedErrorFault Salesforceへの処理実行中に、予期しない例外が発生しました。 ExceptionCodeまたは、エラーメッセージを確認し、Salesforceの関連ドキュメントなどに対象のエラーに関する情報がないか確認してください。