仮想サーバー情報取得処理

オペレーション名

仮想サーバー情報取得

機能概要

接続先の全仮想サーバーの情報を取得します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

<?xml version="1.0"?>
<instances>
  <instance
    instanceId=""
    instanceState=""
    name=""
    displayName=""
    account=""
    cpuNumber=""
    cpuSpeed=""
    cpuUsed=""
    created=""
    domain=""
    domainId=""
    forVirtualNetwork=""
    group=""
    groupId=""
    guestOsId=""
    haenable=""
    hostId=""
    hostName=""
    hypervisor=""
    ipAddress=""
    isoDisplayText=""
    isoId=""
    jobId=""
    jobStatus=""
    memory=""
    networkKbsRead=""
    networkKbsWrite=""
    password=""
    passwordEnabled=""
    rootDeviceId=""
    rootDeviceType=""
    serviceOfferingId=""
    serviceOfferingName=""
    templateDisplayText=""
    templateId=""
    templateName=""
    zoneId=""
    zoneName="">
    <nics>
      <nic
        id=""
        broadcastUri=""
        gateway=""
        ipAddress=""
        isDefault=""
        isolationUri=""
        macAddress=""
        netmask=""
        networkId=""
        trafficType=""
        type=""/>
    </nics>
    <securityGroups>
      <securityGroup
        id=""
        account=""
        description=""
        domain=""
        domainId=""
        jobId=""
        jobStatus=""
        name="">
        <ingressRules>
          <ingressRule
            account=""
            cidr=""
            endPort=""
            icmpCode=""
            icmpType=""
            protocol=""
            ruleId=""
            securityGroupName=""
            startPort=""/>
        </ingressRules>
      </securityGroup>
    </securityGroups>
  </instance>
</instances>
要素名 属性名 説明 備考
instances -    
instance - 作成している仮想サーバーごとに出現します。  
instanceId 仮想サーバーのidを出力します。  
instanceState 仮想サーバーの状態を出力します。
  • [Running]:仮想サーバーが起動している状態です。
  • [Starting]:仮想サーバーが起動処理を行っている状態です。
  • [Stopped]:仮想サーバーが停止している状態です。
  • [Stopping]:仮想サーバーが停止処理を行っている状態です。
  • [Destroyed]:仮想サーバーが削除されている状態です。
 
name 仮想サーバーの名前を出力します。  
displayName 仮想サーバーの表示名を出力します。  
account 仮想サーバーに関連付けられたアカウントを出力します。  
cpuNumber 仮想サーバーで実行されているCPUの数を出力します。  
cpuSpeed 仮想サーバーのCPUの速度を出力します。  
cpuUsed 仮想サーバーが使用されているVMのCPU使用量を出力します。  
created 仮想サーバーが作成された日時を出力します。  
domain 仮想サーバーが存在するドメインの名前を出力します。  
domainId 仮想サーバーが存在するドメインのidを出力します。  
forVirtualNetwork 仮想サーバーのサービスオファリングのための仮想ネットワークを出力します。  
group 仮想サーバーのグループ名を出力します。  
groupId 仮想サーバーのグループidを出力します。  
guestOsId 仮想サーバーのOSのidを出力します。  
haenable 高可用性が有効になっているかを出力します。
  • [true]:有効
  • [false]:無効
 
hostId 仮想サーバーのホストidを出力します。  
hostName 仮想サーバーのホスト名を出力します。  
hypervisor テンプレートが実行されるハイパーバイザを出力します。  
ipAddress 仮想サーバーのIPアドレスを出力します。  
isoDisplayText 仮想サーバーに接続されているISOの表示テキストを出力します。  
isoId 仮想サーバーに接続されているISOのidを出力します。  
jobId 現在保留中の非同期ジョブIDを出力します。  
jobStatus 現在保留中の非同期ジョブステータスを出力します。  
memory 仮想サーバーに割り当てられたメモリを出力します。  
networkKbsRead 仮想サーバーのVMに着信するネットワークトラフィックを出力します。  
networkKbsWrite 仮想サーバーのホスト上から発信されたネットワークトラフィックを出力します。  
password 仮想サーバーのパスワードが存在する場合出力します。  
passwordEnabled 仮想サーバーのパスワード機能が有効になっているかを出力します。
  • [true]:有効
  • [false]:無効
 
rootDeviceId 仮想サーバーのルートボリュームのデバイスidを出力します。  
rootDeviceType 仮想サーバーのルートボリュームのデバイスタイプを出力します。  
serviceOfferingId 仮想サーバーのサービスオファリングのidを出力します。  
serviceOfferingName 仮想サーバーのサービスオファリングの名前を出力します。  
templateDisplayText テンプレートの表示テキストを出力します。  
templateId 仮想サーバーのテンプレートのidを出力します。ISOファイルから作成された場合は-1を出力します。  
templateName 仮想サーバーのテンプレートの名前を出力します。  
zoneId 仮想サーバーが使用しているゾーンのidを出力します。  
zoneName 仮想サーバーが使用しているゾーンの名前を出力します。  
nics -    
nic - 仮想サーバに設定されたNICごとに出力します。  
id NICのidを出力します。  
broadcastUri NICのブロードキャストURIを出力します。  
gateway NICのゲートウェイを出力します。  
ipAddress NICのIPアドレスを出力します。  
isDefault デフォルトのNICかどうかを出力します。
  • [true]:デフォルトであることを表します。
  • [false]:デフォルトではないことを表します。
 
isolationUri NICの分離URIを出力します。  
macAddress NICのMACアドレスを出力します。  
netmask NICのサブネットマスクを出力します。  
networkId 対応するネットワークのidを出力します。  
trafficType NICのトラフィックタイプを出力します。  
type NICのタイプを出力します。  
securityGroups -    
securityGroup - 仮想サーバに設定されたsecurityGroupごとに出力します。  
id securityGroupのidを出力します。  
account securityGroupを所有しているアカウントを出力します。  
description securityGroupの説明を出力します。  
domain securityGroupのドメイン名を出力します。  
domainId securityGroupのdomainIdを出力します。  
jobId 現在保留中の非同期ジョブIDを出力します。  
jobStatus 現在保留中の非同期ジョブステータスを出力します。  
name securityGroupの名前を出力します。  
ingressRules -    
ingressRule - 仮想サーバのsecurityGroupに設定されたingressRuleごとに出力します。  
account ingressRuleを所有するアカウントを出力します。  
cidr ingressRuleのベースIPアドレスのCIDR表記を出力します。  
endPort ingressRuleの終了IPを出力します。  
icmpCode ICMPメッセージ応答のコードを出力します。  
icmpType ICMPメッセージ応答のタイプを出力します。  
protocol ingressRuleのプロトコルを出力します。  
ruleId ingressRuleのidを出力します。  
securityGroupName securityGroupの名前を出力します。  
startPort ingressRuleの開始IPを出力します。  

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

ありません。

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が設定されていません。
[<プロパティ名>]が設定されていません。 [<プロパティ名>]を設定してください。
InvalidPropertyConfigurationException
タイムアウトは0より大きくなければなりません。
[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]に0以下の数値が入力されています。 [接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]に0より大きい数値を入力してください。
InvalidPropertyConfigurationException
タイムアウトには整数または変数を入力してください。
[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]に数値以外の値が入力されています。 [接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]に数値を入力してください。
NttcomCloudnClientException
Code=401, Message=unable to verify user credentials and/or request signature
[接続先]で指定したグローバルリソースの[APIキー]または[秘密鍵]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの設定を確認してください。
NttcomCloudnTimeoutException
org.apache.http.conn.ConnectTimeoutException: Connect to <ホスト> timed out
ホストに接続中にタイムアウトが発生しました。 ネットワークの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]を確認してください。
NttcomCloudnTimeoutException
java.net.SocketTimeoutException: Read timed out
ホストに接続後、ホストからの応答までにタイムアウトが発生しました。 ホストの状態を確認してください。または、[接続先]で指定したグローバルリソースの[タイムアウト]を確認してください。

注意事項