メッセージ削除処理

オペレーション名

メッセージ削除

機能概要

Azureキューストレージに対してメッセージ削除を実行します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。
入出力のスキーマについては、「スキーマ」を参照してください。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
キュー名 必須 使用可 メッセージ削除対象のキューを指定します。
  • 直接入力または一覧から選択してください。
 
プロパティアクション
項目名 説明 備考
キュー名の取得 Azureキューストレージからキュー名を取得します。
  • [接続先]が指定されていない場合は無効になります。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0"?>
<queue>
  <message id="" pop_receipt="" >
  </message>
</queue>
要素名 属性名 説明 備考
queue -    
message - 削除対象となったメッセージごとに出現します。 1要素につき1回のDeleteMessageリクエストが送信されます。
id Azureキューストレージからのメッセージ受信時に取得した識別子(Message Id)を指定します。  
pop_receipt Azureキューストレージからのメッセージ受信時に取得したPOPReceipt値を指定します。  
メッセージ受信処理の出力スキーマを、そのまま本オペレーションの入力スキーマとして指定できます。

出力スキーマ

<?xml version="1.0"?>
<results client_request_id="" >
  <result service_request_id="" status_code="" status_message="" request_date="" target_location="" >
  </result>
</results>
要素名 属性名 説明 備考
results -    
client_request_id Azureキューストレージのクライアント側で発行するIDです。  
result - 削除対象となったメッセージごとに出現します。 1要素につき1回のDeleteMessageリクエストが送信されます。
service_request_id Azureキューストレージのサーバー側で発行される削除要求のIDです。 Azureキューストレージからの応答に含まれる「x-ms-request-id」ヘッダーの値です。
status_code メッセージ削除の結果です。
  • 204:成功
Azureキューストレージからの応答に含まれるステータスコードの値です。
status_message メッセージ削除の結果です。
  • No Content:成功
Azureキューストレージからの応答に含まれるステータスコードのメッセージです。
request_date 削除要求した日時です。 Azureキューストレージからの応答に含まれる「Date」ヘッダーの値です。
target_location ストレージの対象です。
  • PRIMARY:プライマリストレージ
  • SECONDARY:セカンダリストレージ
 

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
count 削除に成功したメッセージの数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_count 削除に失敗したメッセージの数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
java.security.InvalidKeyException
Storage Key is not a valid base64 encoded string.
[接続先]で指定したグローバルリソースの[アクセスキー]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの[アクセスキー]の設定を確認してください。
com.microsoft.azure.storage.StorageException
Empty key
[接続先]で指定したグローバルリソースの[アクセスキー]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの[アクセスキー]の設定を確認してください。
com.microsoft.azure.storage.StorageException
Server failed to authenticate the request. Make sure the value of Authorization header is formed correctly including the signature.
[接続先]で指定したグローバルリソースの[アカウント]または[アクセスキー]に誤りがあります。 [接続先]で指定したグローバルリソースの[アカウント]または[アクセスキー]の設定を確認してください。
com.microsoft.azure.storage.StorageException
The server encountered an unknown failure:
メッセージ削除要求に失敗しました。 [キュー名]または[接続先]で指定したグローバルリソースの[アカウント][アクセスキー]の設定を確認してください。

注意事項