データログ出力(テーブルモデル型)処理

オペレーション名

データログ出力(テーブルモデル型)

機能概要

テーブルモデル型の入力データから、指定した列の値を任意のログレベルで実行ログに書き込みます。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。
入出力のスキーマについては、「スキーマ」を参照してください。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
出力ログレベル 必須 使用不可 実行ログに出力するログレベルを選択します。
  • [NOTICE]:
  • [INFO]:(デフォルト)
  • [FINFO]:
  • [FINEST]:
  • [DEBUG]:
  • 指定したログレベルで実行ログに出力されます。
  • ログレベルについては、「ログレベル」を参照してください。
列フィルタ 省略可 使用可 出力する列のフィルタを入力します。
フィルタの構文については、「列フィルタの構文について」を参照してください。
  • 列フィルタが未設定の場合は入力データの全列が出力対象になります。
データ処理方式
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
データ処理方式 必須 使用不可 データ処理方式を選択します。
  • [スクリプトの設定を使用する]:(デフォルト)
    スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をアダプタに使用します。
  • [大容量データ処理を行わない]:
    大容量データ処理を行いません。
  • [大容量データ処理を行う]:
    大容量データ処理を行います。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

列フィルタ

列フィルタで使用可能な構文は以下の通りです。
フィルタ構文 入力例 説明
単一 1 列番号のみを入力した場合、その列を出力します。
以降 6- 列番号の後にハイフンを入力した場合、列番号以降すべての列を出力します。
以前 -3 列番号の前にハイフンを入力した場合、列番号以前すべての列を出力します。
範囲 2-5 ハイフンでつないだ列番号を入力した場合、範囲指定となり、範囲内の列を出力します。

スキーマ

入力スキーマ

入力元コンポーネントのスキーマと同じです。

出力スキーマ

入力元コンポーネントのスキーマと同じです。
スキーマ構造については、「テーブルモデル型のスキーマ」を参照してください。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは手動で読み込む必要があります。
読み取りを行うデータのスキーマを指定してください。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応しています。

PSPでの使用について

PSPで使用できます。
PSPについては、「パラレルストリーミング処理」を参照してください。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
InvalidPropertyConfigurationException
[列フィルタ]の構文が不正です。 [列フィルタ]の構文に誤りがないか確認してください。