帳票出力(データ入力)処理

オペレーション名

帳票出力(データ入力)

機能概要

入力データの内容に基づき、帳票を生成します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
JOB ID 必須 使用可 Universal Connect/Xサーバ上で設定したJOB IDを入力します。  
出力設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
タイムアウト 省略可 使用可 Universal Connect/Xサーバの処理終了を待つ時間を秒単位で入力します。
  • 入力できる値は「0〜65534」です。
  • 「0」を設定した場合は無制限となります。
  • 省略した場合は30秒待機します。
テンポラリディレクトリ 省略可 使用可 XML文書を保存するテンポラリディレクトリを入力します。

[参照]ボタンを押下するとディレクトリチューザが起動し、ディレクトリの選択ができます。
  • サーバOSローカルファイルシステム上の絶対パスを指定します。
  • Universal Connect/Xサーバが参照できるディレクトリを指定してください。省略した場合は$DATASPIDER_HOME/server/tmpにXMLファイルを作成します。
エンコード 必須 使用可 [テンポラリディレクトリ]に出力されるXML文書のエンコードを選択または入力します。
  • [Windows-31J]:
  • [Shift_JIS]:
  • [ISO-2022-JP]:
  • [EUC-JP]:
  • [US-ASCII]:
  • [ISO-8859-1]:
  • [UTF-8]:(デフォルト)
  • [UTF-16BE]:
  • [UTF-16LE]:
  • [UTF-16]:
  • Universal Connect/Xで設定されているエンコードと合わせる必要があります。
PDFファイルパス 省略可 使用可 結果として受け取るPDFファイルのファイルパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • サーバOSローカルファイルシステム上の絶対パスを指定します。
  • 省略した場合はUCXサーバ上で設定したファイルパスに出力されます。
テンポラリファイルを削除しない 省略可 使用不可 処理成功時に[テンポラリディレクトリ]で指定したディレクトリ内のテンポラリファイルを削除するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    テンポラリファイルを残します。
  • [チェックなし]:
    テンポラリファイルを削除します。
 
エラー時にテンポラリファイルを削除しない 省略可 使用不可 処理失敗時に[テンポラリディレクトリ]で指定したディレクトリ内のテンポラリファイルを削除するかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    テンポラリファイルを残します。
  • [チェックなし]:
    テンポラリファイルを削除します。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

Universal Connect/Xで設定したフォームによって異なります。

出力スキーマ

ありません。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは手動で読み込む必要があります。
Universal Connect/Xで設定したフォーム構造を持つスキーマを指定してください。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

トランザクション

トランザクションをサポートしています。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
リソースの必須項目が設定されていません。:<プロパティ名>
[接続先]に選択されたリソースの必須項目が設定されていません。 リソースの必須項目を設定してください。
InvalidPropertyConfigurationException
必須項目が設定されていません。:JOB ID
[JOB ID]が入力されていません。 [JOB ID]を入力してください。
PrintFailureException
 ucxSingleResult:エラーコード
 uniConXResult:エラーコード
帳票出力処理中にエラーが発生しました。 エラーコードからエラー内容を確認して該当箇所を修正してください。
java.io.IOException
No response file.
帳票出力処理の結果ファイルが正しく処理できませんでした。 [JOB ID]で指定したジョブの出力先がプリンタの場合、[PDFファイルパス]にパスが入力されている可能性があります。その場合、[PDFファイルパス]に入力されたパスを削除してください。