ログレベル

ログレベルとは

ログレベルとは、DataSpider Servistaのログファイルに出力される情報の基準を定義するための設定です。
ログレベルが設定できるログファイルと指定する場所は、以下の通りです。

ログファイル名 ログレベルを指定する場所 備考
XMLログ 各種実行ツール(デザイナ、トリガー、ScriptRunner、ScriptRunnerProxy、CLI Console)  
サーバログ dslog.properties  
Studioログ dslog.properties  

ログレベルの種類

設定できるログレベルとその出力内容は、以下の通りです。

  ログレベル 説明 備考











NOTICE 運用上、重要な情報のみを出力します。起動成功や致命的なエラーが発生した場合に出力されます。
出力対象となるログレベルは、「FATAL」「ERROR」「NOTICE」です。
 
INFO 処理の結果を出力します。原則的に1つの処理につき1メッセージが出力されます。スクリプト実行の場合、各コンポーネントの処理結果のみ出力されます。
出力対象となるログレベルは、「FATAL」「ERROR」「NOTICE」「WARN」「INFO」です。
  • 運用時の推奨ログレベルです。
FINFO INFOより詳細な処理結果を出力します。スクリプト実行の場合、各コンポーネント内の詳細な処理結果が出力されます。
出力対象となるログレベルは、「FATAL」「ERROR」「NOTICE」「WARN」「INFO」「FWARN」「FINFO」です。
  • 開発時の推奨ログレベルです。
FINEST 処理の詳細な状態などを出力します。FINFOよりも詳細な情報を取得したい場合に設定します。
出力対象となるログレベルは、「FATAL」「ERROR」「NOTICE」「WARN」「INFO」「FWARN」「FINFO」「FINEST」です。
 
DEBUG 内部状態など、デバッグ用のメッセージを出力します。
出力対象となるログレベルは、「FATAL」「ERROR」「NOTICE」「WARN」「INFO」「FWARN」「FINFO」「FINEST」「DEBUG」です。