
Thunderbusファイルシステムを使用するには、Thunderbusコネクタを有効にする必要があります。
詳細については、「Thunderbusコネクタの設定」を参照してください。
| ファイルシステムの種類 | 説明 | エクスプローラでの[種類]の表記 |
|---|---|---|
| ローカルファイルシステム | ファイルの実データおよびメタデータはOSローカルファイルシステムにそのまま保存されます。もっとも高速に動作しますが、ファイルのオーナー、パーミッションやロックといったファイルのメタ情報を保存することができないため、DataSpiderファイルシステムのすべての利点を得ることができません。
リポジトリDB無しの場合には、ローカルファイルシステムのみ使用可能です。 |
LOCAL |
| 拡張ローカルファイルシステム | ファイルの実データはOSローカルファイルシステムに、ファイルのメタデータはリポジトリDBのテーブル内に保存されます。ローカルファイルシステムと比較するとパフォーマンスが劣化します。
リポジトリDB有りの場合にのみ使用可能です。 |
LOCAL|EXTENDED |
| データベースファイルシステム | リポジトリDBのテーブル内に、ファイルの実データとメタデータを格納します。DataSpiderファイルシステムのすべての利点を得ることができます。
保存できるファイルサイズに制限があります(DBMS依存)。 リポジトリDB有りの場合にのみ使用可能です。 |
なし |
| Thunderbusファイルシステム |
Thunderbusファイルシステムとは、Thunderbus Agentによって公開されたリモートコンピューターのディレクトリをThunderbusコネクタを介して扱うことができるファイルシステムです。 ファイルの実データはThunderbus Agent管理下のリモートコンピューターのディレクトリに保存されます。 Thunderbusコネクタが有効な場合にのみ使用可能です。 詳細については、「Thunderbusコネクタの設定」を参照してください。
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なし |
データベースファイルシステムの場合には変更できません。
| 項目 | ファイルシステムの種類 | 動作 | 主な設定 |
|---|---|---|---|
| /etc、/home、/share下に保存される設定名およびファイル名・ディレクトリ名 (リポジトリDB有り) |
データベースファイルシステム | 使用しているデータベースおよびデータベースの設定に準拠します。 |
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| /etc、/home、/share下に保存される設定名およびファイル名・ディレクトリ名 (リポジトリDB無し) |
ローカルファイルシステム | DataSpiderServerが稼働しているOSに準拠します。
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| /etc、/home、/share以外に保存されるファイル名・ディレクトリ名 | ローカルファイルシステム・拡張ローカルファイルシステム | DataSpiderServerが稼働しているOSに準拠します。
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| 設定ファイル内に保存される名前 | - | 大文字小文字を区別します。 |
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| マウントポイント下に保存されるファイル名・ディレクトリ名 | データベースファイルシステム | 大文字小文字を区別します。 | - |
| ローカルファイルシステム・拡張ローカルファイルシステム・Thunderbusファイルシステム | DataSpiderServerが稼働しているOSに準拠します。
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異なるOS間で設定の移行(サーバ移行やプロジェクトのダウンロード・アップロードなど)を行う場合、障害が発生する可能性があるため、大文字小文字を区別しないようにアプリケーションを開発されることを推奨します。
バージョンにより、動作が変わる可能性があります。
VMware上のWindowsで発生することが確認されています。(発生しない場合もあります)