SAPに接続してテーブルデータを取得したい
キーワード:SAPテーブルデータ,SAPクエリデータ
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概要
SAPに接続してテーブルデータを取得したい場合、SAPテーブルクエリアダプタのデータ取得処理を使用します。
SAPテーブルクエリアダプタのデータ取得処理を使用するためには、SAPテーブルクエリアダプタの設定が必要です。
サンプルプロジェクトの説明
SAPシステムに登録されているテーブル「T005T」よりデータを取得し、CSVファイルに書き出します。
処理の流れ
サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。
「
データ取得処理
」でSAPテーブルデータを取得します。
「
CSVファイル書き込み処理
」で取得したデータをCSVファイルに書き込みます。
実行結果のイメージについては、サンプルプロジェクトのサンプルデータ「Output.csv」を参照してください。
ポイントとなる機能
名前
説明
ツールパレット上の場所
データ取得処理
SAPクエリデータまたはSAPテーブルデータを取得します。
「アプリケーション」-「SAPテーブルクエリ」-「データ取得」
処理のポイント
SAPテーブルクエリアダプタの設定は、コンフィグレーションツールを使用して行います。
コンフィグレーションツールを使用してデータ抽出定義を作成し、作成した定義を使用してデータ取得処理を行います。
サンプルプロジェクトの使用方法
上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。
サンプルプロジェクトファイル名
rl_reference_076.zip
サンプルプロジェクトの展開
サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_076.zip」を展開します。
プロジェクトのアップロード
「rl_reference_076.zip」を展開後に作成される「rl_reference_076プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から
[ファイル]
-
[ローカルからアップロード]
で展開したディレクトリ「rl_reference_076プロジェクト」をアップロードしてください。
サンプルデータの準備
「rl_reference_076.zip」を展開後に作成される「samples」ディレクトリがサンプルデータとなります。
$DATASPIDER_HOME/server/samplesディレクトリに上書きしてください。
SAPテーブルクエリアダプタの設定
データ取得処理を行うため、SAPテーブルクエリアダプタの設定を行います。
コンフィグレーションツールを起動し、SAPへのログイン情報を設定します。
取得情報に「TABLE」を指定し、テーブル名称に「T005T」を入力します。
CONFIG IDを入力し、テーブルデータ取得設定を行います。
「SAPテーブルクエリアダプタの設定」の詳細については、PDFドキュメントの「DataSpider Servista SAP TableQuery Adapterユーザーズガイド」を参照してください。
スクリプトの作成手順
プロセスフローおよびデータフローは、「
サンプルプロジェクトの説明
」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「SAPテーブルクエリ」-「データ取得」から、データ取得処理をスクリプトキャンバスに配置します。
データ取得処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
処理のポイント
[CONFIG ID]
は、コンフィグレーションツールで定義したCONFIG IDを選択します。
デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル書き込み」から、CSVファイル書き込み処理をスクリプトキャンバスに配置します。
CSVファイル書き込み処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。