外部アプリケーションをスクリプトから起動したい

キーワード:外部アプリケーション起動処理,Internet Explorer,Windowsサービス,対話
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概要

外部アプリケーションをスクリプトから起動したい場合、外部アプリケーション起動処理を使用します。

サンプルプロジェクトの説明

Internet Explorerを起動し、引数に指定したURLを表示します。

処理の流れ

サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。
  1. 外部アプリケーション起動処理」でInternet Explorerを呼び出します。
スクリプトを実行すると、Internet Explorerを起動し、引数に指定したURLを表示します。

ポイントとなる機能

名前 説明 ツールパレット上の場所
外部アプリケーション起動処理 外部アプリケーションを呼び出します。 「基本」-「処理」-「外部アプリケーション起動」

処理のポイント

外部アプリケーション起動処理では、DataSpiderServerを起動しているユーザが実行できるコマンドを指定できます。
DataSpiderServerをWindowsサービスとして起動し、かつサービスのプロパティでアカウントを指定した場合には、デスクトップとの対話が許可されないため、GUIが起動するアプリケーションを実行してもGUIが起動しません。
本サンプルプロジェクトおよびGUIが起動するアプリケーションを実行する場合、DataSpiderServerは$DATASPIDER_HOME/server/bin/DataSpiderServer.exeから起動してください。

サンプルプロジェクトの使用方法

上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。

サンプルプロジェクトファイル名 rl_reference_007.zip
  1. サンプルプロジェクトの展開
    サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_007.zip」を展開します。

  2. プロジェクトのアップロード
    「rl_reference_007.zip」を展開後に作成される「rl_reference_007プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
    DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_007プロジェクト」をアップロードしてください。

スクリプトの作成手順

プロセスフローは、「サンプルプロジェクトの説明」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
  1. 外部アプリケーション起動処理の起動引数として使用するスクリプト変数を作成します。

  2. デザイナのツールパレット「基本」-「処理」-「外部アプリケーション起動」から、外部アプリケーション起動処理をスクリプトキャンバスに配置します。

  3. スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。