テーブルブラウザ

テーブルブラウザとは

テーブルブラウザとは、テーブルの一覧からテーブルを選択し、構造情報やデータを参照することができる機能です。
テーブル一覧のフィルタリング機能やテーブル検索機能により、簡単に目的のテーブルを見つけることができます。
また、テーブル一覧から選択したテーブル名を、起動元の処理の[テーブル名]プロパティに反映させることが可能です。

テーブルブラウザの起動

テーブルブラウザの起動は、データベースアダプタの各処理のプロパティ設定ダイアログで、[テーブルブラウザの起動]を押下して行います。

テーブルブラウザの画面構成

起動時の画面

テーブルの起動時には以下の画面が表示されます。


画像内の番号 名称 説明 備考
(1) テーブル選択ペイン テーブルの選択を行うための情報を表示します。  
(2) フィルタ文字列入力 テーブル一覧をフィルタリングする文字列を入力します。
(3) テーブル一覧ビュー テーブル一覧を表示します。
情報を参照したいテーブルを選択すると、テーブル情報ペインに情報が表示されます。
  • グローバルリソースの一覧設定で指定した制限数のテーブル一覧が表示されます。
  • 起動元の処理の[テーブル名]プロパティにテーブル名が入力されている場合、そのテーブルが起動時に選択されます。
  • 起動元の処理の[テーブル名を引用符で囲う]プロパティにチェックが入っている場合、テーブル名は引用符で囲われた状態で表示されます。
    起動元の処理に[テーブル名を引用符で囲う]プロパティが存在しない場合は、引用符で囲われない状態で表示されます。
(4) テーブル情報ペイン 選択したテーブルの情報を表示します。  
(5) テーブル名 現在情報を表示しているテーブルのテーブル名を表示します。
  • 起動元の処理の[テーブル名]プロパティにテーブル名が入力されている場合、そのテーブルが起動時に表示されます。
(6) テーブル情報ビュー テーブル構造・テーブル内容・テーブル関連情報を表示します。  
(7) テーブル構造タブ 選択したテーブルのテーブル構造情報を表示します。
(8) テーブル内容タブ 選択したテーブルに登録されているデータ内容を表示します。
(9) テーブル関連情報タブ 選択したテーブルに外部キー制約を持つ列がある場合、その参照情報を表示します。
(10) このテーブルを選択 選択しているテーブルのテーブル名を、起動元の処理の[テーブル名]プロパティに反映して画面を閉じます。
  • 起動元の処理に[テーブル名]プロパティが存在しない場合は表示されません。
(11) ヘルプ ヘルプを起動し、テーブルブラウザのページを表示します。  

テーブル構造

選択したテーブルの構造情報を表示します。
項目名 説明 備考
名前 列名を表示します。  
型を表示します。
  • 各RDBMS固有のNative型を表示します。
Nullを許容 Nullを許容するかどうかを表示します。
  • [YES]:
    Nullを許容します。
  • [NO]:
    Nullを許容しません。
 
サイズ 長さを表示します。  
有効桁数 有効桁数を表示します。  
小数部桁数 小数部桁数を表示します。  

テーブル内容

選択したテーブルに登録されているデータ内容を表示します。
項目名 説明 備考
<列名> 列名を表示します。
  • [<列名>]には選択したテーブルの列名が表示されます。
  • 選択したテーブルの列数分表示されます。

テーブル関連情報

選択したテーブルに外部キー制約を持つ列がある場合、その参照情報を表示します。
項目名 説明 備考
参照元テーブル 現在選択されているテーブルのテーブル名を表示します。  
参照元カラム 外部キー制約を持つ列の列名を表示します。  
参照先テーブル [参照元カラム]の外部キー制約が参照しているテーブルのテーブル名を表示します。  
参照先カラム [参照元カラム]の外部キー制約が参照している[参照先テーブル]内の列名を表示します。  

フィルタ文字列入力時のテーブル選択ペイン

[フィルタ文字列入力]に文字列を入力した場合、テーブル選択ペインには以下の構成となります。



画像内の番号 名称 説明 備考
(1) 「<文字列>」の情報を直接表示 入力された文字列のテーブル名のテーブルを直接テーブル情報ペインに表示します。
  • 環境変数などの変数を使用することはできません。
(2) テーブル一覧ビュー 入力した文字列を含むテーブル名の一覧をフィルタリングして表示します。  
(3) 「<文字列>」でデータベースを検索 入力された文字列を含むテーブルを、データベースから検索します。
  • 検索後、テーブル選択ペインはテーブル検索時のテーブル選択ペインに切り替わります。
  • 「%」(0文字以上)と「_」(任意の1文字)のワイルドカードが使用できます。
  • 検索時の大文字・小文字の区別はデータベースに依存します。
  • ワイルドカード文字の「%」・「_」を検索文字列として使用する場合、エスケープする必要があります。エスケープの指定方法はデータベースに依存します。
  • 環境変数などの変数を使用することはできません。

テーブル検索時のテーブル選択ペイン

[「<文字列>」でデータベースを検索]リンクを押下した場合、テーブル選択ペインには以下の構成となります。



画像内の番号 名称 説明 備考
(1) テーブル一覧ビュー 検索した文字列を含むテーブル名をデータベースから検索した結果の一覧を表示します。  
(2) 最初の一覧に戻る 起動時に表示されていたテーブル一覧に戻ります。  

テーブル情報の参照

テーブルの構造情報やデータの参照、およびテーブル名の選択は、以下の手順で行います。
  1. テーブル一覧ビューで、参照したいテーブルを選択します。
    表示されているテーブル一覧からフィルタリングを行うには、「テーブル名のフィルタリング」を参照してください。
    データベース中からテーブル名を検索するには、「テーブル名の検索」を参照してください。
    文字列を直接入力してテーブルを表示するには、「テーブルの直接表示」を参照してください。

  2. テーブル情報ビューに選択したテーブルの情報が表示されます。

  3. [このテーブルを選択]ボタンが表示されている場合、ボタンを押下することで、表示されているテーブルを[テーブル名]プロパティに反映させることができます。

テーブル名のフィルタリング

表示されているテーブル一覧数が多く、目的のテーブルを見つけにくい場合、テーブル名の一部を入力してテーブル一覧のフィルタリングを行うことができます。
手順は以下の通りです。
  1. [フィルタ文字列入力]にフィルタ文字列を入力します。

  2. 入力した文字列を含むテーブル名の一覧がフィルタリングされ、テーブル一覧ビューに表示されます。

テーブル名の検索

グローバルリソースの一覧設定で指定した制限数のテーブル内に目的のテーブルが存在しない場合、データベース内からテーブルを検索してテーブル一覧ビューに検索結果の一覧を表示させることができます。
手順は以下の通りです。
  1. [フィルタ文字列入力]に検索文字列を入力します。

  2. [「<文字列>」でデータベースを検索]リンクを押下します。

  3. 入力した文字列を含むテーブル名の一覧の検索を行い、検索した結果の一覧がテーブル一覧ビューに表示されます。

  4. 検索前のテーブル一覧を再び表示したい場合、[最初の一覧に戻る]リンクを押下します。

テーブルの直接表示

目的のテーブル名が分かっている場合、テーブル名を直接入力して、テーブル情報ビューに情報を表示させることができます。
手順は以下の通りです。
  1. [フィルタ文字列入力]にテーブル名を入力します。

  2. [「<文字列>」の情報を直接表示]リンクを押下します。

  3. テーブル情報ビューに入力したテーブル名のテーブル情報が表示されます。
    存在しないテーブルのテーブル名が入力された場合、エラーとなります。

仕様制限

主な例外

ありません。