メインフレームに登録されているデータを取得したい
キーワード:メインフレーム,汎用機,マクロ
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概要
メインフレームに登録されているデータを取得したい場合、メインフレームアダプタを使用します。
サンプルプロジェクトの説明
メインフレームに登録されている企業情報一覧を取得するDataSpiderメインフレーム接続サーバのマクロを実行し、ファイルに出力します。
本サンプルで使用するDataSpiderメインフレーム接続サーバのマクロの作成方法については、「メインフレームアダプタ ユーザガイド」の「7.1. Xurasインテグレータの設定」項を参照してください。
処理の流れ
サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。
「
マクロ実行処理
」でメインフレームに接続するマクロを実行します。
「
マクロ実行処理
」でメインフレームから企業情報一覧を取得するマクロを実行します。
「
CSVファイル書き込み処理
」で企業情報一覧をファイルに書き込みます。
「
マクロ実行処理
」でメインフレームへの接続を切断するマクロを実行します。
実行結果のイメージについては、サンプルプロジェクトのサンプルデータ「output.csv」を参照してください。
ポイントとなる機能
名前
説明
ツールパレット上の場所
マクロ実行処理
DataSpiderメインフレーム接続サーバのプロジェクトにて定義されているマクロを実行します。
「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」
処理のポイント
DataSpiderメインフレーム接続サーバはエミュレータでのメインフレームアプリケーションの画面遷移をマクロとして記録します。
マクロ実行処理でDataSpiderメインフレーム接続サーバに登録されたマクロを実行することで、メインフレームの操作を行います。
DataSpiderメインフレーム接続サーバにはメインフレームアプリケーションの画面遷移をシミュレートするXurasシミュレータが含まれており、メインフレームに接続できない環境でも開発が可能です。
サンプルプロジェクトの使用方法
上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。
サンプルプロジェクトファイル名
rl_reference_080.zip
DataSpiderメインフレーム接続サーバの設定
「メインフレームアダプタ ユーザガイド」の「7.1. Xurasインテグレータの設定」項までの手順を参考に、DataSpiderメインフレーム接続サーバの設定を行ってください。
サンプルプロジェクトの展開
サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_080.zip」を展開します。
プロジェクトのアップロード
「rl_reference_080.zip」を展開後に作成される「rl_reference_080プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から
[ファイル]
-
[ローカルからアップロード]
で展開したディレクトリ「rl_reference_080プロジェクト」をアップロードしてください。
サンプルデータの準備
「rl_reference_080.zip」を展開後に作成される「samples」ディレクトリがサンプルデータとなります。
$DATASPIDER_HOME/server/samplesディレクトリに上書きしてください。
グローバルリソースの設定
コントロールパネルの
[グローバルリソースの設定]
から、
[新しいグローバルリソースの追加]
を選択し、メインフレーム接続設定のグローバルリソースを追加します。
グローバルリソースの設定方法については、「
グローバルリソースのプロパティ
」を参照してください。
スクリプトの作成手順
プロセスフローおよびデータフローは、「
サンプルプロジェクトの説明
」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」から、マクロ実行処理をスクリプトキャンバスに配置します。
マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」から、マクロ実行処理をスクリプトキャンバスに配置します。
マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
デザイナのツールパレット「変換」-「基本」-「マッピング」から、マッピング処理をスクリプトキャンバスに配置します。
デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル書き込み」から、CSVファイル書き込み処理をスクリプトキャンバスに配置します。
CSVファイル書き込み処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
[書き込み設定]タブ
マッピング処理のMapperエディタを開き、メインフレームから取得した企業情報一覧をCSVファイル書き込み処理の入力スキーマにマッピングする処理を作成します。
マッピングキャンバスは、以下のように設定します。
マッピングキャンバス
番号
ロジック名
説明
ツールパレット上の場所
(1)
単純な繰り返し
指定したノードを繰り返します。
「繰り返し」-「基本」-「単純な繰り返し」
処理のポイント
マクロ実行処理のスキーマはマクロの情報から自動で設定されます。
マクロ実行処理のスキーマの詳細については、
マクロ実行処理
を参照してください。
デザイナのツールパレット「アプリケーション」-「メインフレーム」-「マクロ実行」から、マクロ実行処理をスクリプトキャンバスに配置します。
マクロ実行処理の設定は、以下のように行います。
[必須設定]タブ
スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。