ZIP圧縮処理

オペレーション名

ZIP圧縮

機能概要

ファイルまたはディレクトリをZIP圧縮します。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
圧縮パス 必須 使用可 圧縮するファイルまたはディレクトリのパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
出力先 必須 使用可 出力先のファイルまたはディレクトリのパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。

ディレクトリパスを指定した場合、圧縮ファイル名は「${ディレクトリ名}.zip」になります。
圧縮オプション
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
ファイル名エンコード 省略可 使用可 圧縮されるファイル名、ディレクトリ名のエンコードを選択または入力します。

入力する場合は、Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定します。
詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。
圧縮先に既に存在した場合にはエラー 省略可 使用不可 圧縮先に指定したファイルまたはディレクトリが存在した場合、エラーとするかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    エラーとします。
  • [チェックなし]:
    上書きします。
 
暗号化
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
暗号化する 省略可 使用不可 暗号化するかどうかを選択します。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    暗号化しません。
  • [チェックあり]:
    暗号化します。
 
パスワード 省略可 使用可 暗号化に使用するパスワードを入力します。
  • [暗号化する]にチェックを入れた場合、有効になります。
パスワード再入力 省略可 使用可 暗号化に使用するパスワードを再入力します。
  • [暗号化する]にチェックを入れた場合、有効になります。
  • [パスワード]に入力した内容と一致しない場合は実行時にエラーになります。
暗号化方式 省略可 使用不可 暗号化方式を選択します。
  • [標準]:(デフォルト)
    一般的な方式で暗号化します。
  • [AES-256]:
    AES-256で暗号化します。
  • [暗号化する]にチェックを入れた場合、有効になります。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 必須 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

ありません。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

変数名 説明 備考
success 処理の成否が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • 処理が成功した場合には「true」、失敗した場合には「false」が格納されます。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
FileExistsException 指定したファイルが出力先に存在します。 [圧縮パス]または[出力先]を確認してください。
java.io.FileNotFoundException 指定したファイルまたはディレクトリが見つかりません。 [圧縮パス]または[出力先]を確認してください。
PathIsNotAbsoluteException 指定したパスが絶対パスではない相対パスが指定されています。 [圧縮パス]または[出力先]には絶対パスを指定してください。
ZipOperationException
パスワードを設定してください。
暗号化に使用する[パスワード]が指定されていません。 [パスワード]を指定してください。
ZipOperationException
パスワードを正しく2回入力してください。
[パスワード][パスワード再入力]に同じパスワードが指定されていません。 [パスワード][パスワード再入力]に同じパスワードを指定してください。