シート・行・列の表示/非表示処理

オペレーション名

シート・行・列の表示/非表示

機能概要

Excelブックに対して、シート・行・列の表示/非表示の設定を行います。

プロパティ

基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ファイル 必須 使用可 Excelブックのファイルパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • 拡張子が「.xlsx」と「.xlsm」であるExcelブックのファイルパスを指定します。
  • ファイルパスはDataSpiderファイルシステムの絶対パスで指定してください。
  • パス区切り文字「/」以外のDataSpiderファイルシステムの使用禁止文字は使用できません。
シート設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
シート一覧 省略可 - 表示/非表示対象のシートを指定します。  
シート一覧/シート名 必須 使用可 [ファイル]で指定したExcelファイルに含まれる、表示/非表示対象のシートを選択または入力します。
  • 大文字小文字を区別しません。
シート一覧/表示/非表示 必須 使用不可 [シート]で指定したシートに対する表示/非表示の設定を選択します。
  • [表示]:(デフォルト)
  • [非表示]
  • [非表示(VeryHidden)]
  • [非表示(VeryHidden)]に設定されたシートは、Excelの再表示ダイアログボックスに表示されなくなります。
行設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
行一覧 省略可 - 表示/非表示対象の行を指定します。  
行一覧/シート名 必須 使用可 表示/非表示対象の行を含むシートを選択または入力します。
  • 大文字小文字を区別しません。
行一覧/開始行 必須 使用可 表示/非表示対象の開始行番号を入力します。
  • 入力できる値は「1〜1048576」です。
  • [行一覧/終了行]で指定した行番号以下の値を入力してください。
行一覧/終了行 必須 使用可 表示/非表示対象の終了行番号を入力します。
  • 入力できる値は「1〜1048576」です。
  • [行一覧/開始行]で指定した行番号以上の値を入力してください。
行一覧/表示/非表示 必須 使用不可 [行一覧/開始行]で指定した開始行から[行一覧/終了行]で指定した終了行までの行に対する表示/非表示の設定を選択します。
  • [表示]:(デフォルト)
  • [非表示]
 
列設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
列一覧 省略可 - 表示/非表示対象の列を指定します。  
列一覧/シート名 必須 使用可 表示/非表示対象の列を含むシートを選択または入力します。
  • 大文字小文字を区別しません。
列一覧/開始列 必須 使用可 表示/非表示対象の開始列を、A1参照形式のアルファベット文字で入力します。
例:A
  • 入力できる値は「A〜XFD」です。
  • [列一覧/終了列]で指定したアルファベット文字以下の値を入力してください。
列一覧/終了列 必須 使用可 表示/非表示対象の終了列を、A1参照形式のアルファベット文字で入力します。
例:XFD
  • 入力できる値は「A〜XFD」です。
  • [列一覧/開始列]で指定したアルファベット文字以上の値を入力してください。
列一覧/表示/非表示 必須 使用不可 [列一覧/開始列]で指定した開始列から[列一覧/終了列]で指定した終了列までの列に対する表示/非表示の設定を選択します。
  • [表示]:(デフォルト)
  • [非表示]
 
トランザクション
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
トランザクション処理を行う 省略可 使用不可 トランザクション処理を行うかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:
    トランザクション処理を行います。
  • [チェックなし]:(デフォルト)
    トランザクション処理を行いません。
詳細は「ファイル系アダプタのトランザクション」を参照してください。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

ありません。

トランザクション

トランザクションをサポートしています。

[トランザクション][トランザクション処理を行う]にチェックを入れた場合のみトランザクションは有効になります。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException
ファイルパスが指定されていません。
[ファイル]が指定されていません。 [ファイル]を指定してください。
InvalidPropertyConfigurationException
対応していない形式のブックが指定されています。
[ファイル]に対応していない形式のブックが指定されています。 [ファイル]に対応している形式のブックを指定してください。
InvalidPropertyConfigurationException
開始行(終了行)は1以上1048576以下の値を指定する必要があります。
[行一覧/開始行]、または[行一覧/終了行]の値が不正です。 [行一覧/開始行]、または[行一覧/終了行]の値を確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
終了行は開始行以上の値を指定する必要があります。
[行一覧/終了行]に、[行一覧/開始行]で指定した値より小さな値が指定されています。 [行一覧/開始行]、または[行一覧/終了行]の値を確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
開始列(終了列)はA以上XFD以下の値を指定する必要があります。
[列一覧/開始列]、または[列一覧/終了列]の値が不正です。 [列一覧/開始列]、または[列一覧/終了列]の値を確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
終了列は開始列以上の値を指定する必要があります。
[列一覧/終了列]に、[列一覧/開始列]で指定した値より小さな値が指定されています。 [列一覧/開始列]、または[列一覧/終了列]の値を確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
シート名が指定されていません。
[シート名]が指定されていません。 [シート名]を指定してください。
FileIsDirectoryException [ファイル]に入力されたパスがディレクトリです。 [ファイル]にはファイルパスを入力してください。
FileIsLockedException [ファイル]に指定されたファイルがロックされています。 エクスプローラやCLIからロックの解除を行ってください。
java.lang.IllegalStateException
No visible sheet found.
表示可能なシートが見つかりませんでした。 [ファイル]に指定されたファイルに、表示可能なシートが1つ以上存在することを確認してください。
java.io.FileNotFoundException [ファイル]に指定されたファイルが存在しません。 [ファイル]を確認してください。
java.io.FileNotFoundException
別のプロセスが使用中です。
[ファイル]に指定されたファイルが別のプロセスによって使用されています。 別のプロセスで使用されていないかを確認してください。
SheetNotFoundException
存在しないシート名が指定されました。
[シート名]に指定されたシートが存在しません。 [シート名]には存在するシート名を指定してください。

注意事項