XML更新処理

オペレーション名

XML更新

機能概要

入力データをNeoCoreXMSに挿入または更新します。
NeoCoreXMSのデータをコピー、削除することもできます。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 省略可 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。
  • [コマンドタイプ]によって指定します。
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
コマンドタイプ 必須 使用不可 データの更新方法を選択します。
  • [Insert]:(デフォルト)
    指定したノードにXML文書を挿入します。
  • [Modify]:
    指定したノードを入力データとして受け取ったXML文書で更新します。
  • [Delete]:
    NeoCoreXMSのXML文書を削除します。
  • [Copy]:
    NeoCoreXMSのXML文書をコピーします。
  • [Delete]または[Copy]を選択した場合、[入力データ]を指定する必要はありません。
XQueryターゲット 必須 使用可 XPathまたはXQueryで更新するノードを入力します。

例:DocIDが51でXMLのルート要素「company」の子要素「persons」の2番目を指定する場合
/ND[MetaData/DocID=51]/company/persons[2]
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

処理内容によって異なります。

出力スキーマ

処理内容によって異なります。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは手動で読み込む必要があります。
書き込みを行うデータのスキーマを指定してください。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

トランザクション

トランザクションをサポートしています。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
count [コマンドタイプ]で指定されたコマンドによって格納される値が変わります。
  • [Insert]:挿入したノードの数が格納されます。
  • [Modify]:更新したノードの数が格納されます。
  • [Delete]:削除したノードの数が格納されます。
  • [Copy]:対応していません。「0」が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException [XQueryターゲット]が未設定です。 [XQueryターゲット]を指定してください。