格納処理

オペレーション名

格納

機能概要

入力データをXuras inicioに書き込みます。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

変数の使用については、「変数」を参照してください。
基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<table>
  <row>
    <column>documentid</column>
    <column>format</column>
    <column>createdate</column>
    <column>formid</column>
    <column>parentid</column>
    <column>description</column>
    <column>title</column>
    <column>publisher</column>
    <column>contents</column>
    <column>publisher</column>
    <column>contents</column>
    <column>properties</column>
    <column>attachment_filename_1</column>
    <column>attachment_contenttype_1</column>
    <column>attachment_data_1</column>
    <column>attachment_filename_2</column>
    <column>attachment_contenttype_2</column>
    <column>attachment_data_2</column>
    <column>attachment_filename_3</column>
    <column>attachment_contenttype_3</column>
    <column>attachment_data_3</column>
    <column>attachment_filename_4</column>
    <column>attachment_contenttype_4</column>
    <column>attachment_data_4</column>
    <column>attachment_filename_5</column>
    <column>attachment_contenttype_5</column>
    <column>attachment_data_5</column>
  </row>
  <row>
    :
  </row>
</table>
カラム 列名 説明 備考
1 documentid 文字列 ドキュメントID
  • ドキュメントIDを指定すると、そのIDをもとにドキュメントを更新します。
    該当IDのドキュメントが見つからなかった場合には例外InicioFaultがスローされます。
  • ドキュメントIDが指定されなかった場合には、ドキュメントを新規挿入します。
2 format 文字列 フォーマット
  • サポートされるフォーマットは、「xml」「html」「plaintext」です。
3 createdate 日付時刻 作成日時
  • 作成日時の変更はできないため、このカラムに値を設定した場合、値は無視されます。値を設定しなくても構いません。
4 formid 文字列 フォームID  
5 parentid 文字列 カテゴリのID
  • カテゴリのIDは1つのみを指定できます。
  • ver1.7では、カテゴリのIDとカテゴリのパス、どちらを指定しても構いません。
6 description 文字列 説明  
7 title 文字列 タイトル  
8 publisher 文字列 文責  
9 contents 文字列 コンテンツ(本文)  
10 properties 文字列 プロパティ
  • プロパティは以下の例に示すようなフォーマットにのっとって記述します。
    例:
    <column>key1=value1[CR][LF]
    key2=value2[CR][LF]
    </column>
    [CR]、[LF]はそれぞれ改行文字を意味します。
    キーと値のセパレート文字は"="(半角イコール)です。
11 attachment_filename_1 文字列 添付のファイル名
  • 添付の指定には連続する3カラムを用いて、ファイル名・MIMEタイプ・データ本体を指定します。
  • 添付は1ドキュメントにつき5つまでをサポートします。
12 attachment_contenttype_1 文字列 添付のMIMEタイプ
13 attachment_data_1 バイナリ 添付のデータ
... - - -
23 attachment_filename_5 文字列 添付のファイル名
24 attachment_contenttype_5 文字列 添付のMIMEタイプ
25 attachment_data_5 バイナリ 添付のデータ

出力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<table>
  <row>
    <column>documentid</column>
  </row>
  <row>
    :
  </row>
</table>
カラム 列名 説明 備考
1 documentid 文字列 ドキュメントID
  • 新規挿入の場合には、自動で振り当てられるドキュメントIDを返します。
  • 更新した場合には、そのドキュメントのIDを返します。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
insert_count 書き込んだデータのうち、挿入したデータの件数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
update_count 書き込んだデータのうち、更新したデータの件数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
count 書き込んだデータの件数が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • 「insert_count」と「update_count」の合計です。
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
jp.co.beacon_it.inicio.client.soap.api.InicioFault
Operation Connect がサポートしていません。
ライブラリのバージョンが正しくない可能性があります。 配置したライブラリが使用しているアダプタのバージョンと同じかどうかを確認してください。
javax.xml.rpc.ServiceException 接続に失敗した可能性があります。 接続先を確認してください。