DataSpider Studio for Web

DataSpider Studio for Webとは

DataSpider Studio for Web(以下:Studio for Web)とは、インストールレスで使用できるウェブアプリケーションです。DataSpider Servistaの各種ツールを起動し、サービスの開発や運用の設定を行うことができます。
Studio for Webを使用するためには、Studio for Webが動作するウェブブラウザの稼働OSにMicrosoft Silverlightランタイムがインストールされている必要があります。Silverlightランタイムをインストールしていない場合、Studio for WebのURLにウェブブラウザでアクセスするとMicrosoftのサイトに誘導されます。指示にしたがってSilverlightランタイムをインストールしてください。
DataSpiderServer稼働OSがLinuxの場合、プロジェクト/スクリプト仕様書を生成する際には、Linux上でX Window Systemを起動しておく必要があります。

サポートSilverlightバージョン

サポートプラットフォームおよびサポートウェブブラウザ

サポートプラットフォームおよびサポートウェブブラウザについては、こちらを参照してください。

推奨最小構成

モニタ 17型カラー以上
24ビットカラー
解像度 1280x960ピクセル以上

Studio for Webの起動

Studio for Webはウェブブラウザ上で動作します。ウェブブラウザからStudio for WebのURLにアクセスすると、ウェブブラウザが自動的にアプリケーションイメージをダウンロードし、Studio for Webを起動します。

Studio for Webを起動するためのURLは以下の通りです。 DataSpider ServistaをインストールしたWindows環境であれば、Windowsのスタートメニューから「DataSpider Studio for Web」を選択して起動することもできます。

Studio for Webへのログイン

ウェブブラウザでStudio for WebのURLにアクセスすると、以下のログイン画面が表示されます。



ユーザおよびパスワードを入力し、[ログイン]ボタンを押下します。
項目の説明
項目名 必須/省略可 説明 備考
ユーザ 必須 DataSpiderServerのユーザ名を入力します。  
パスワード 必須 DataSpiderServerのユーザのパスワードを入力します。  
言語 必須 Studio for Webで使用する言語を選択します。  

インストール時には、管理者であるrootユーザが設定されます。rootユーザの初期パスワードは「password」です。(インストール時に変更していない場合)
パスワードの変更方法は「ユーザアカウント」を参照してください。

スタートページ

Studio for Webのログインに成功すると、スタートページが表示されます。
スタートページ上のアイコンを選択することで、Studio for Webが提供する各種ツールにアクセスできます。



画面の左上には、以下の情報が表示されます。
「<ログインユーザ名> <リポジトリDBの使用有無を表すアイコン>」

各種ツールの起動

以下のアイコンを押下すると、各種ツールが起動します。
各種ツールの説明
アイコン ツール名 説明 備考
新しいプロジェクト 新規にプロジェクトを作成します。  
プロジェクトを開く 既存のプロジェクトをデザイナで開きます。  
最近使ったプロジェクト 最近使用したプロジェクトの一覧からプロジェクトを選択し、デザイナで開きます。  
バージョン情報 DataSpider Servistaの各種バージョン情報の参照を行います。  
ログアウト Studio for Webからログアウトします。  
デザイナ デザイナ画面を開きます。  
マイプロジェクト プロジェクトの管理を行います。  
マイトリガー トリガーの新規作成や既存トリガーの一覧表示・編集・削除を行います。  
マイログ 設定した検索条件をもとに、スクリプトの実行結果の参照を行います。  
マイサービス サーバに登録済みのサービスの管理を行います。  
エクスプローラ DataSpiderファイルシステム上のファイルやディレクトリの操作・参照・編集を行います。  
コントロールパネル DataSpiderServerの設定を行います。  
ヘルプ ヘルプを起動します。  

Studio for Webのセッションについて

Studio for Webにログインしたまま一定時間何も操作を行わない場合、セッションタイムアウトが発生します。タイムアウト時間は30分です。タイムアウト時間は、ログイン中最後にサーバにデータや処理をリクエストした時点からカウントされます。
セッションがタイムアウトすると、Studio for Webの画面にタイムアウトした旨のメッセージが現れ、ログイン画面に戻ります。

スクリプトに対する修正など、タイムアウト前までに保存していなかった変更は破棄されます。
タイムアウトした時点でスクリプト実行中だった場合、Studio for Webの画面にはタイムアウトした旨のメッセージが通知されますが、スクリプトの実行は最後まで続行されます。

また、ログイン中に以下の操作をした場合、警告ダイアログが表示されます。 警告ダイアログでページを離れることに了解すると、セッションはタイムアウトするまで残ったままになります。セッションを残さないためにはログアウトを行ってください。

プロジェクトの自動保存機能について

デザイナでプロジェクトを編集した状態で、一定時間デザイナの操作を行わない場合、バックアップ領域にプロジェクトの自動保存が行われます。
自動保存を開始するまでの時間は、デフォルトではデザイナ上で操作を行ってから「15分後」となります。「10分」から「25分」までの間で任意の設定が可能です。
設定はデザイナのツールメニューから行います。

自動保存が行われた場合、次回プロジェクトを開いた際に、自動保存されたプロジェクトを開くかどうか確認が行われます。



ここで[はい]を選択すると、バックアップ領域に自動保存されたプロジェクトが開きます。[いいえ]を選択した場合は、サーバに保存されたプロジェクトが開きます。

また、自動保存されたプロジェクトは、以下の操作時に削除されます。(対象は自動保存が行われたプロジェクトです。)

Studio for Webからのログアウト

Studio for Webからログアウトする場合は、メニューの[ログアウト]アイコンを押下します。
確認ダイアログで[了解]ボタンを押下すると、Studio for Webからログアウトします。

Studio for Webの終了

ウェブブラウザのタブを閉じる(タブがなければ、ウェブブラウザを終了する)ことで、Studio for Webを終了することができます。
ログイン中にウェブブラウザのタブやウェブブラウザ自体を閉じるとセッションが残ってしまいます。ログアウトを行ってからStudio for Webを終了してください。

仕様制限

注意事項