メソッド実行処理

オペレーション名

メソッド実行

機能概要

Microsoft Dynamics AX内部のスタティックメソッドを実行します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

基本設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
必須設定
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
接続先
必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」画面にて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
メソッド種別 必須 使用不可 メソッド種別を選択します。
  • [クラスのメソッド]:
    Microsoft Dynamics AX内部のクラスのスタティックメソッドが実行されます。
  • [テーブルのメソッド]:
    Microsoft Dynamics AX内部のテーブルのスタティックメソッドが実行されます。
 
クラス名 省略可 使用可 Microsoft Dynamics AX内部のクラス名を入力します。
  • クラスのメソッドを選択した場合、入力は必須です。
テーブル名 省略可 使用可 Microsoft Dynamics AX内部のテーブル名を入力します。
  • テーブルのメソッドを選択した場合、入力は必須です。
メソッド名 必須 使用可 Microsoft Dynamics AX内部のメソッド名を入力します。
  • スタティックメソッドであることは必須です。
入力 省略可 - [メソッド]の入力パラメータを設定します。
  • 指定したメソッドに入力パラメータが定義されている場合に設定します。
入力/パラメータ値 省略可 使用可 入力パラメータの値を入力します。
  • [入力/型]を指定した場合、[入力/パラメータ値]の入力は必須です。
入力/型 省略可 使用不可 入力パラメータの型を選択します。
  • [入力/パラメータ値]を指定した場合、[入力/型]の選択は必須です。
  • 「<Native型> (<内部データ型>)」形式で表示されます。
    • Native型:
      Microsoft Dynamics AX内部で使用しているデータ型です。
    • 内部データ型:
      Javaの固有のデータ型です。
  • <Native型>と<内部データ型>の表示は同じである場合、「<Native型>」形式で表示されます。
戻り値あり 省略可 使用不可 戻り値がある場合、チェックをを入れます。  
戻り値の型 省略可 使用不可 戻り値の型を選択します。
  • [戻り値あり]をチェックした場合、[戻り値の型]の選択は必須です。
  • 「<Native型> (<内部データ型>)」形式で表示されます。
    • Native型:
      Microsoft Dynamics AX内部で使用しているデータ型です。
    • 内部データ型:
      Javaの固有のデータ型です。
  • <Native型>と<内部データ型>の表示は同じである場合、「<Native型>」形式で表示されます。
コメント
項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 備考
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

入力スキーマ

[入力]の設定により、カラム数が異なります。
データ型はInteger, INT64, REAL, String, Dateのみ利用できます。入力データを[入力/パラメータ値]に手動で入力します。

出力スキーマ

[戻り値の型]の設定により、戻り値のデータ型が異なります。戻り値のカラムは一個のみです。
スキーマ構造については、「テーブルモデル型のスキーマ」を参照してください。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。
詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明 備考
message_category エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_code エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
message_level エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
error_type エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • エラーの種類は、以下のような形式となります。
    例:「java.io.FileNotFoundException」
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_message エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンにより、格納される内容が変わる可能性があります。
error_trace エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。
  • デフォルト値はnullです。
  • DataSpider Servistaのバージョンや実行するクライアントアプリケーションにより、格納される内容が変わる可能性があります。

仕様制限

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
<グローバルリソース名>:BusinessConnector接続先が不正です。
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
BusinessConnectorException
<グローバルリソース名>入力項目が足りません。AX接続できません。
[接続先]で選択されたリソースの入力項目が足りません。 [接続先]で指定したグローバルリソースの入力項目を確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
クラス名にnullは設定できません。
[クラス名]が入力されていません。 [クラス名]での入力を確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
テーブル名にnullは設定できません。
[テーブル名]が入力されていません。 [テーブル名]での入力を確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException
メソッド名にnullは設定できません。
[メソッド名]が入力されていません。 [メソッド名]での入力を確認してください。
BusinessConnectorException
操作が失敗しました。クラス <クラス名> は存在しません。
[クラス名]の値が正しくない可能性があります。 Microsoft Dynamics AXで、クラスの名前を確認してください。
BusinessConnectorException
操作が失敗しました。レコード <テーブル名> は存在しません。
[テーブル名]の値が正しくない可能性があります。 Microsoft Dynamics AXで、テーブルの名前を確認してください。
BusinessConnectorException
コードの実行エラー。オブジェクト にメソッド <メソッド名> がありません。
[メソッド名]の値が正しくない可能性があります。 Microsoft Dynamics AXで、クラスのスタティックメソッドの名前を確認してください。
BusinessConnectorException
コードの実行エラー。テーブル にメソッド <メソッド名> がありません。
[メソッド名]の値が正しくない可能性があります。 Microsoft Dynamics AXで、テーブルのスタティックメソッドの名前を確認してください。

注意事項