SOAPでデータベース更新のWebサービスを実行し、更新結果によって処理を分岐したい

キーワード:Webサービス,Webアプリケーション,SOAP,Webサービスアダプタ
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概要

SOAPでWebサービスを実行したい場合、Webサービスアダプタを使用します。

サンプルプロジェクトの説明

Webサービスを実行し、Webサービスからの戻り値によって処理を分岐します。
本スクリプトは逆引きリファレンス「データベースを更新して、更新結果を返す処理をSOAPのWebサービスとして公開したい」をWebサービスとして実行します。

処理の流れ

サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。
  1. Webサービス実行処理」でWebサービスを実行し、実行結果を取得します。
  2. 条件分岐処理」でWebサービスの実行結果を判定します。
実行結果については、以下を参照してください。

ポイントとなる機能

名前 説明 ツールパレット上の場所
Webサービス実行処理 Webサービスを実行します。 「ネットワーク」-「Webサービス」-「Webサービス実行」

処理のポイント

Webサービスの実行結果(戻り値)を取得する場合、Webサービス実行処理の出力データを使用します。

サンプルプロジェクトの使用方法

上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。

プロジェクト名 rl_reference_069
  1. サンプルプロジェクトの展開
    サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_069.zip」を展開します。

  2. プロジェクトのアップロード
    「rl_reference_069.zip」を展開後に作成される「rl_reference_069プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
    DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_069プロジェクト」をアップロードしてください。

スクリプトの作成手順

プロセスフローおよびデータフローは、「サンプルプロジェクトの説明」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
  1. Webサービスの実行結果の判定に使用するスクリプト変数を作成します。

  2. デザイナのツールパレット「ネットワーク」-「Webサービス」-「Webサービス実行」から、Webサービス実行処理をスクリプトキャンバスに配置します。

  3. デザイナのツールパレット「変換」-「基本」-「マッピング」から、マッピング処理(「mapping」)をスクリプトキャンバスに配置します。

  4. マッピング処理(「mapping」)のMapperエディタを開き、Webサービスへ渡す値をWebサービス実行処理の入力スキーマにマッピングする処理を作成します。

  5. デザイナのツールパレット「変換」-「基本」-「マッピング」から、マッピング処理(「mapping(1)」)をスクリプトキャンバスに配置します。

  6. マッピング処理(「mapping(1)」)のMapperエディタを開き、status要素・message要素をスクリプト変数に代入する処理を作成します。

  7. デザイナのツールパレット「基本」-「フロー」-「条件分岐」から、条件分岐処理をスクリプトキャンバスに配置します。

  8. デザイナのツールパレット「基本」-「処理」-「例外通知」から、例外通知処理をスクリプトキャンバスに配置します。

  9. スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。