指定日付時点の年齢を計算したい

キーワード:Mapper,年齢の計算,指定日付
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概要

指定日付時点の年齢を計算したい場合、年齢の計算ロジックを応用します。

サンプルプロジェクトの説明

入力ファイルの「生年月日」と「指定日付」をもとに「指定日付時点の年齢」を算出し、ファイルに出力します。

処理の流れ

サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。
  1. CSVファイル読み取り処理」で入力ファイルを読み取ります。
  2. マッピング処理」で現在日付と指定日付の差異日数を算出します。
  3. 上記で算出した差異日数を生年月日から増減した日付を「年齢の計算ロジック」に渡します。
  4. CSVファイル書き込み処理」で出力ファイルに書き込みます。
実行結果のイメージについては、サンプルプロジェクトのサンプルデータ「年齢一覧.csv」を参照してください。

ポイントとなる機能

名前 説明 ツールパレット上の場所
年齢の計算ロジック 入力日時から年齢を返します。 「数値」-「日本」-「年齢の計算」

処理のポイント

年齢の計算ロジックは、生年月日を渡すと現在日付の年齢を返す仕様となっています。
現在日付を変更することはできないため、現在日付と指定日付の差異日数を生年月日から増減することで、年齢の計算ロジックを用いて指定日付時点の年齢を算出することができます。

サンプルプロジェクトの使用方法

上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。

サンプルプロジェクトファイル名 rl_reference_054.zip
  1. サンプルプロジェクトの展開
    サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_054.zip」を展開します。

  2. プロジェクトのアップロード
    「rl_reference_054.zip」を展開後に作成される「rl_reference_054プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
    DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_054プロジェクト」をアップロードしてください。

  3. サンプルデータの準備
    「rl_reference_054.zip」を展開後に作成される「samples」ディレクトリがサンプルデータとなります。
    $DATASPIDER_HOME/server/samplesディレクトリに上書きしてください。

スクリプトの作成手順

プロセスフローおよびデータフローは、「サンプルプロジェクトの説明」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
  1. デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル読み取り」から、CSVファイル読み取りをスクリプトキャンバスに配置します。

  2. デザイナのツールパレット「変換」-「基本」-「マッピング」から、マッピング処理をスクリプトキャンバスに配置します。

  3. デザイナのツールパレット「ファイル」-「CSV」-「CSVファイル書き込み」から、CSVファイル書き込みをスクリプトキャンバスに配置します。

  4. マッピング処理のMapperエディタを開き、「現在の年齢」と「指定日付時点の年齢」の算出を行う処理を作成します。

  5. スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。