メールの宛先・件名・本文などにスクリプト変数を使用して送信したい

キーワード:メール,Mail,送信,スクリプト変数,動的
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概要

宛先・件名・本文などにスクリプト変数を使用して、メールを送信します。

サンプルプロジェクトの説明

スクリプト変数を使用して送信先メールアドレス・件名・本文などを設定し、メールを送信します。

処理の流れ

サンプルプロジェクトの処理の流れは以下の通りです。
  1. 変数代入処理」で送信先メールアドレス・件名・本文などをスクリプト変数にマッピングします。
  2. 1通メール送信処理」でスクリプト変数を使用してメールを送信します。
実行結果のイメージについては、以下を参照してください。

ポイントとなる機能

名前 説明 ツールパレット上の場所
1通メール送信処理 SMTPサーバに1通のメールを送信します。 「ネットワーク」-「メール」-「1通メール送信」

処理のポイント

スクリプト変数を使用して1通メール送信処理を行います。

サンプルプロジェクトの使用方法

上記処理を実装したサンプルプロジェクトを用意しています。サンプルプロジェクトを使用する場合の手順は、以下の通りです。

サンプルプロジェクトファイル名 rl_reference_003.zip
  1. サンプルプロジェクトの展開
    サンプルプロジェクトファイル「rl_reference_003.zip」を展開します。

  2. プロジェクトのアップロード
    「rl_reference_003.zip」を展開後に作成される「rl_reference_003プロジェクト」ディレクトリがプロジェクトファイルとなります。
    DataSpider Studioを起動し、マイプロジェクトの画面から[ファイル]-[ローカルからアップロード]で展開したディレクトリ「rl_reference_003プロジェクト」をアップロードしてください。

  3. サンプルデータの準備
    「rl_reference_003.zip」を展開後に作成される「samples」ディレクトリがサンプルデータとなります。
    $DATASPIDER_HOME/server/samplesディレクトリに上書きしてください。

  4. グローバルリソースの設定
    コントロールパネルの[グローバルリソースの設定]から、[新しいグローバルリソースの追加]を選択し、メール送信サーバ接続設定のグローバルリソースを追加します。
    グローバルリソースの設定方法については、「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。

スクリプトの作成手順

プロセスフローは、「サンプルプロジェクトの説明」のスクリプト画像を参照して適宜設定してください。
  1. メールの送信設定として使用するスクリプト変数を作成します。

  2. デザイナのツールパレット「基本」-「処理」-「変数代入」から、変数代入処理をスクリプトキャンバスに配置します。

  3. 変数代入処理のMapperエディタを開き、送信先メールアドレス・件名・本文などをスクリプト変数にマッピングします。

  4. デザイナのツールパレット「ネットワーク」-「メール」-「1通メール送信」から、1通メール送信処理をスクリプトキャンバスに配置します。

  5. スクリプトを実行し、正常終了すれば成功です。