タスクマネージャ

タスクマネージャとは

タスクマネージャはDataSpiderのメモリやスレッドの使用状況やタスクの実行状況をリアルタイムにモニタできるツールです。

タスクマネージャの起動

  1. コントロールパネルから「タスクマネージャ」を選択します。


  2. 「タスクマネージャ」プロパティが開きます。

スクリプトプロセス

[スクリプトプロセス]タブでは、DataSpiderServer上で実行中のスクリプトプロセスの一覧を参照することができます。



項目名 説明
ID スクリプト実行時に割り振られる実行IDです。
スクリプト 実行されたスクリプト名です。
ユーザ スクリプトを実行したユーザ名です。
開始時間 スクリプトの実行開始時間です。
説明 スクリプトを実行したツール名です。
状態 スクリプトの実行状態です。

プロセスの終了

  1. [スクリプトプロセス]タブのスクリプトプロセス一覧から、停止したいプロセスを選択します。

  2. [プロセスの終了]ボタンを押下します。

  3. 「プロセス終了」ダイアログが表示されます。


  4. [了解]ボタンを押下すると、プロセスを停止することができます。

最大同時実行数

スクリプトの最大同時実行数を設定することができます。デフォルト値は「100」となります。
スクリプトの同時実行数が設定を超えた場合、それ以降の処理は待ち状態になります。 待ち状態に入った順に処理が行われます。
管理者権限を持ったユーザのみ実行できます。
  1. [スクリプトプロセス]タブの[最大同時実行数]に設定したい値を入力します。

  2. [了解]ボタンを押下すると、設定を保存することができます。

パフォーマンス

[パフォーマンス]タブでは、DataSpiderServerのメモリの使用状況を確認することができます。

メモリ使用量



項目名 説明
max DataSpiderServerが確保可能なヒープサイズの最大値です。
allocated DataSpiderServerが現在確保しているヒープサイズです。
used DataSpiderServerが現在使用しているヒープサイズです。

メモリクリーンアップ要求

不要になったメモリ上のオブジェクトを手動でクリーンアップし、DataSpiderServerが使用するメモリの空き領域を確保します。
また、ガベージコレクションの対象となるオブジェクトサイズが大きい場合クリーンアップに時間がかかりサーバに負荷がかかる場合があります。
  1. [パフォーマンス]タブの[メモリクリーンアップ要求]ボタンを押下します。

  2. 「メモリクリーンアップ」ダイアログが表示され、DataSpiderServer上でガベージコレクションが実行されます。


  3. [了解]ボタンを押下すると、ダイアログを閉じることができます。

スレッド

スクリプトは、DataSpiderServer上ではマルチスレッドで実行されています。DataSpiderServer上で現在実行中のスレッド数を確認することができます。
また、現在のスレッド数には、DataSpiderServerが内部的に管理用に作成するスレッドも含まれます。スレッドの詳細を確認することもできます。
  1. [パフォーマンス]タブの[詳細]ボタンを押下します。

  2. 「スレッド詳細」ダイアログが表示され、スレッドの詳細が表示されます。


  3. [了解]ボタンを押下すると、ダイアログを閉じることができます。

セッション

[セッション]タブでは、DataSpiderServerにログイン中のユーザセッションを確認することができます。



項目名 説明 補足
ID ログイン時にユーザごとに割り振られるセッションIDです。  
ユーザ ユーザ名です。  
待機時間 最終更新(実行)時間から現在までの経過時間(秒)です。  
説明 クライアントアプリケーションの実行環境です。  
接続元IP クライアントアプリケーションが稼動しているOSのIPアドレスが表示されます。
  • クライアントアプリケーションが稼動しているOSに複数のIPアドレスが割り当てられていた場合に表示するIPアドレスは、OSのネイティブAPIの仕様に依存しています。

セッションの終了

DataSpiderServerに現在ログイン中のユーザセッションを終了(停止)することができます。
  1. [セッション]タブのユーザセッション一覧から、停止したいセッションを選択します。

  2. [セッションの終了]ボタンを押下します。

  3. 「プロセス終了」ダイアログが表示されます。


  4. [了解]ボタンを押下すると、セッションを終了させることができます。
操作しているユーザ自身のセッションは終了させることができません。