ユーザ定義ロジック
ユーザ定義ロジックとは
ユーザ定義ロジックを用いることにより複数のロジックを一つのロジックにまとめて、同一プロジェクト内のMapper/変数Mapper内で共有できます。
ユーザ定義ロジック自体への変更は配置したユーザ定義ロジック全部に反映されるため、プロジェクト内での共通の変換処理を一箇所にまとめることができます。
そのため、同じ処理を複数箇所に作成する方法に比べて、ユーザ定義ロジックを用いると開発効率のアップ、修正忘れの防止につながります。
大規模なプロジェクトの場合には、あらかじめテンプレートプロジェクトを作成しておき、各開発者がそのプロジェクトをベースに作業を進めるという方法もあります。
ユーザ定義ロジックの作成方法
- Mapper/変数Mapperを開き、ツールパレットビューの[ユーザ定義ロジック]パレット上で右クリックメニューから[追加 - ユーザ定義ロジック]を選択します。
(グループを用いてユーザ定義ロジックを分類することもできます。)
- ユーザ定義ロジック名を入力します。
- 新しいユーザ定義ロジックが作成されます。
ユーザ定義ロジックの変更方法
- ツールパレットビューの[ユーザ定義ロジック]パレットのユーザ定義ロジック上をダブルクリックして開きます。
(Mapper/変数Mapperに配置したユーザ定義ロジックをダブルクリックして開くこともできます。)
- 入力ハンドラを右クリックメニューから編集します。
(入力ハンドラの増減はMapper/変数Mapperに配置したユーザ定義ロジックにも反映されます。入力ハンドラが削除された場合には結びついていたリンクも同時に削除されます。)
(出力ハンドラは通常のロジックと同じように扱われるため、出力は一種類になります。そのため編集することはできません。)
- ユーザ定義ロジックのマッピングを作成します。
ユーザ定義ロジックのMapper/変数Mapperへの配置
ツールパレットビューの[ユーザ定義ロジック]パレットからユーザ定義ロジックをドラッグ&ドロップでMapper/変数Mapperに配置します。
入出力の型はすべて文字列型となりますので注意してください。
ユーザ定義ロジックの削除方法
ツールパレットビューの[ユーザ定義ロジック]パレットのユーザ定義ロジック上で右クリックメニューから[削除]を選択します。