XMLファイル読み取り処理

オペレーション名

XMLファイル読み取り

機能概要

XMLファイルを読み取ります。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。
入出力のスキーマについては「スキーマ」を参照してください。

プロパティ

基本設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
ファイル 必須 使用可 XML形式のファイルパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
プロパティアクション
項目名 説明 補足
プレビュー プレビューアを起動して、[ファイル]で指定したファイルの内容を表示します。
  • 指定したファイルが存在しない場合、または[ファイル]に変数が設定されている場合は無効になります。
  • ファイル内容の編集はできません。
  • プレビューアで表示できるファイルのサイズは1MBまでです。ファイルサイズが1MBを超える場合、ファイルの先頭から1MB分が表示されます。

データ処理方式

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
データ処理方式 必須 使用不可 データ処理方式を選択します。
  • [スクリプトの設定を使用する]:(デフォルト)
    スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をアダプタに使用します。
  • [大容量データ処理を行わない]:
    大容量データ処理を行いません。
  • [大容量データ処理を行う]:
    大容量データ処理を行います。
 

コメント

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

XMLの処理内容によってスキーマは異なります。

Mapperでのスキーマ読み込み

入出力スキーマは手動で読み込む必要があります。
読み取りを行うデータのスキーマを指定してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応しています。

使用できるコンポーネント変数

変数名 説明
error_type エラーが発生したときに、エラーの種類を返します。
java.io.FileNotFoundExceptionというような形式で返されます。
エラーが発生しなかった時にはnullを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_message エラーが発生したときのエラーメッセージを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_trace エラーが発生したときのトレース情報を返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException
<プロパティ名>が指定されていません。
[<プロパティ名>]が指定されていません。 [<プロパティ名>]を指定してください。
FileIsDirectoryException [ファイル]に入力されたパスがディレクトリです。 [ファイル]にはファイルパスを入力してください。
java.io.FileNotFoundException [ファイル]に指定されたファイルが存在しません。 [ファイル]を確認してください。
org.xml.sax.SAXParseException [ファイル]に指定されたファイルがXML文書として不正です。 [ファイル]に指定されたファイルの内容を確認してください。