ストアドプロシージャ実行処理

オペレーション名

ストアドプロシージャ実行

機能概要

ストアドプロシージャを実行します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。
入出力のスキーマについては「スキーマ」を参照してください。

プロパティ

基本設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 省略可 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。
  • 指定したストアドプロシージャに入力パラメータが定義されている場合に指定します。

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」プロパティにて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
 
プロシージャ 必須 使用可 実行するプロシージャの名前を選択または入力します。  
入力 省略可
-
[プロシージャ]で指定したストアドプロシージャの入力パラメータを表示します。
  • 指定したストアドプロシージャに入力パラメータが定義されている場合に表示します。
入力/パラメータ名 必須 使用不可 入力パラメータの名前を表示します。
  • 指定したストアドプロシージャに入力パラメータが定義されている場合に表示します。
入力/型 必須 使用不可 入力パラメータの型を表示します。
  • 指定したストアドプロシージャに入力パラメータが定義されている場合に表示します。
  • 「Native型 (内部データ型)」形式で表示されます。
    • Native型:
      各RDBMSの固有のデータ型です。
    • 内部データ型:
      DataSpider内部で使用しているデータ型です。詳細はこちらを参照してください。
出力 省略可
-
[プロシージャ]で指定したストアドプロシージャの出力パラメータを表示します。
  • 指定したストアドプロシージャに出力パラメータが定義されている場合に表示します。
出力/パラメータ名 必須 使用不可 出力パラメータの名前を表示します。
  • 指定したストアドプロシージャに出力パラメータが定義されている場合に表示します。
出力/型 必須 使用不可 出力パラメータの型を表示します。
  • 指定したストアドプロシージャに出力パラメータが定義されている場合に表示します。
  • 「Native型 (内部データ型)」形式で表示されます。
    • Native型:
      各RDBMSの固有のデータ型です。
    • 内部データ型:
      DataSpider内部で使用しているデータ型です。詳細はこちらを参照してください。
プロパティアクション
項目名 説明 補足
テーブル情報の表示 [接続先]で指定したデータベースに含まれるテーブルの構造、内容、関連情報を表示します。
テーブル情報については「テーブル情報」を参照してください。
  • [接続先]が選択されている場合、有効になります。
パラメータの更新 [プロシージャ]で指定したストアドプロシージャの入力/出力パラメータを更新します。
  • 以下の場合には実行することができません。
    • 指定したストアドプロシージャが存在しない場合
    • [プロシージャ]に変数が指定されている場合
    • [プロシージャ]が入力されていない場合
    • [プロシージャ]でエラーが発生している場合

データ処理方式

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
データ処理方式 必須 使用不可 データ処理方式を選択します。
  • [スクリプトの設定を使用する]:(デフォルト)
    スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をアダプタに使用します。
  • [大容量データ処理を行わない]:
    大容量データ処理を行いません。
  • [大容量データ処理を行う]:
    大容量データ処理を行います。
 

コメント

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

スキーマは入出力ともにテーブルモデル型のスキーマです。テーブルモデル型のスキーマについてはこちらを参照してください。

入力スキーマ

指定したストアドプロシージャの入力パラメータが入力スキーマとなります。[入力]に表示されています。

出力スキーマ

指定したストアドプロシージャの出力パラメータが出力スキーマとなります。[出力]に表示されています。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応しています。

トランザクション

トランザクションはサポートしています。
実行するプロシージャの処理内容に依存します。ストアドプロシージャ内でコミットしたデータについてはロールバックされません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明
count 実行したストアドプロシージャ数を返します。
指定したストアドプロシージャに入力パラメータが定義されている場合には、入力データ件数分ストアドプロシージャを実行します。
パラレルストリーミング処理使用時にはnullになります。
error_code SQL例外(SQLException)が発生した場合、エラーコードを返します。
正常終了時は「0」を返します。
エラーコードは各ドライバの仕様に基づいています。
error_type エラーが発生したときに、エラーの種類を返します。
java.io.FileNotFoundExceptionというような形式で返されます。
エラーが発生しなかった場合には「null」を返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_message エラーが発生したときのエラーメッセージを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_trace エラーが発生したときのトレース情報を返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。

主な例外

例外名 原因 対策
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[]
[接続先]が指定されていません。 [接続先]を指定してください。
ResourceNotFoundException
リソース定義が見つかりませんでした。名前:[<グローバルリソース名>]
[接続先]で選択されたリソース定義が見つかりません。 [接続先]で指定したグローバルリソースを確認してください。
InvalidPropertyConfigurationException [プロシージャ]が未設定です。 [プロシージャ]を指定してください。
java.sql.SQLException データベースアクセスエラーまたはその他のエラーが発生しています。 SQLExceptionのメッセージを確認してください。SQLExceptionのメッセージは各ドライバの仕様に基づいています。SQLExceptionのメッセージにはエラーの原因が出力されている場合があります。メッセージの詳細については、各データベースベンダーにお問い合わせください。

注意事項