外部アプリケーション起動処理

オペレーション名

外部アプリケーション起動

機能概要

外部アプリケーションを呼び出します。

プロパティ

基本設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
起動コマンド 必須 使用可 起動するコマンド(プログラム)を入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。

例:Internet Explorerを起動させる場合
C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe
  • 起動コマンドはDataSpiderServerがインストールされているマシンで実行されます。
  • サーバOSローカルファイルシステム上の絶対パスを指定します。
  • DataSpiderServerを起動しているユーザが実行できるコマンドを指定できます。
起動引数 省略可
-
コマンドに渡す引数を指定します。

以下のボタンで操作することができます。
  • [追加]:
    列を追加します。
  • [上へ]:
    選択している列の順序を一つ上に上げます。
  • [下へ]:
    選択している列の順序を一つ下に下げます。
  • [削除]:
    列を削除します。
 
起動引数/引数 省略可 使用可 コマンドに渡す引数を入力します。

コマンドの記述でファイルパスは、「絶対パス("C:\Progra〜1\Data〜")」または、DataSpiderServerの/binからの「相対パス("..\home\root\〜")」で指定します。

例:C:\test.csvを削除する場合
[起動コマンド]:cmd.exe
[引数]:/C
[引数]:del
[引数]:C:\test.csv
 

実行設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
作業ディレクトリ 省略可 使用可 コマンドの作業ディレクトリを入力します。

[参照]ボタンを押下するとディレクトリチューザが起動し、ディレクトリの選択ができます。

コマンド内で相対パスを使用する場合には、作業ディレクトリからの相対パスになります。
  • サーバOSローカルファイルシステム上の絶対パスを指定します。
外部アプリケーションが終了するまで待つ 省略可 使用不可 指定したコマンドが終了するまで処理を待機させるかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
    指定したコマンドが終了するまで処理を待機します。
  • [チェックなし]:
    指定したコマンドが終了するまで処理を待機しません。
 
戻り値が0ではない場合にはエラーとする 省略可 使用不可 指定したコマンドの戻り値が0でない場合にはエラーとするかどうかを選択します。
  • [チェックあり]:(デフォルト)
  • [チェックなし]:
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ]にチェックを入れた場合、有効になります。

コメント

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明
exitValue コマンドの戻り値を返します。
  • [外部アプリケーションが終了するまで待つ]にチェックを入れない場合には必ず「-1」を返します。
  • コマンドの起動に失敗した場合には「-1」を返します。
error_type エラーが発生したときに、エラーの種類を返します。
java.io.FileNotFoundExceptionというような形式で返されます。
エラーが発生しなかった時にはnullを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_message エラーが発生したときのエラーメッセージを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_trace エラーが発生したときのトレース情報を返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。

主な例外

例外名 原因 対策
InvalidPropertyConfigurationException [起動コマンド]が指定されていません。 [起動コマンド]を指定してください。
LaunchException コマンドの戻り値が0ではありません。 起動したコマンドの内容を確認してください。
java.io.IOException コマンドの起動に失敗しました。 [起動コマンド]を確認してください。

注意事項