一致/不一致(ファイル比較)処理

オペレーション名

一致/不一致(ファイル比較)

機能概要

入力元データが指定したファイルの内容とXMLとして一致しているかどうかをチェックします。

ログレベルがFINFO以下の時のみ実行されます。ログレベルがINFO以上の時には実行されません。運用時に実行させたくない場合には、ログレベルをINFO以上に設定してください。

プロパティ

基本設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
アサート条件 必須 使用不可 アサートを行う条件を選択します。
  • [入力データが一致する]:(デフォルト)
    入力元コンポーネントの内容と指定したファイルの内容がXMLとして一致することを検証します。入力元コンポーネントの内容と指定したファイルの内容がXMLとして一致しなかった場合にアサーション例外を発生させます。
  • [入力データが一致しない]:
    入力元コンポーネントの内容と指定したファイルの内容がXMLとして一致しないことを検証します。入力元コンポーネントの内容と指定したファイルの内容がXMLとして一致した場合にアサーション例外を発生させます。
 
期待されるXMLファイル 必須 使用可 期待されるXMLデータが格納されたファイルのパスを入力します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。

コメント

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明
error_type エラーが発生したときに、エラーの種類を返します。
java.io.FileNotFoundExceptionというような形式で返されます。
エラーが発生しなかった時にはnullを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_message エラーが発生したときのエラーメッセージを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
error_trace エラーが発生したときのトレース情報を返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。

主な例外

例外名 原因 対策
InputDataNotFoundException [入力データ]が指定されていません。 [入力データ]を指定する、またはデータフローを引いてください。
InvalidPropertyConfigurationException [期待されるXMLファイル]が指定されていません。 [期待されるXMLファイル]を指定してください。
AssertionException アサーションに失敗しています。 [入力データ][期待されるXMLファイル]が一致する、または一致しないを確認してください。
java.io.FileNotFoundException [期待されるXMLファイル]に指定されたファイルが存在しません。 指定したファイルを確認してください。