複数メール送信処理

オペレーション名

複数メール送信

機能概要

sendEmailサービスを利用してメールを複数送信します。

本オペレーションが使用するSalesforceのAPI仕様については、以下のドキュメント(英語)を参照してください。
Standalone版では使用できません。

プロパティ

基本設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
名前 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上での名前を入力します。  
入力データ 必須 使用不可 スクリプトキャンバス上にあるコンポーネントを選択します。  

必須設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
接続先 必須 使用不可 グローバルリソースを選択します。
グローバルリソースの設定方法については「グローバルリソースのプロパティ」を参照してください。
  • [追加]:
    新規にグローバルリソースを追加します。
  • [一覧の編集]:
    「リソース一覧の編集」プロパティにて、グローバルリソースの設定を編集することができます。
  • 以下のAPIが使用可能です。
    • API14.0
    • API18.0
入力スキーマ定義 必須
-
設定項目を表示します。
入力スキーマとして指定された項目に対して、他のオペレーションからデータを渡します。
  • 編集を行うことはできません。
入力スキーマ定義/ラベル 必須 使用不可 入力スキーマ項目のラベル名を表示します。  
入力スキーマ定義/API 必須 使用不可 入力スキーマ項目のAPI名を表示します。  
入力スキーマ定義/型 必須 使用不可 入力スキーマ項目のデータ型を表示します。  

オプション設定

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
カラム名タイプ 必須 使用不可 マッピングでスキーマを表示する際のカラム名の表示タイプを選択します。
  • [ラベル]:
    Salesforceで定義されたラベル名(項目名)で表示します。
  • [API]:(デフォルト)
    Salesforceで定義されたAPI参照名で表示します。
 
クエリーバッチサイズ 必須 使用可 複数のメールを送信する際のバッチサイズを入力します。
  • デフォルト値は「10」です。
  • 1以上10以下が指定可能です。範囲以外の値が指定された場合、例外をスローします。
  • 使用環境によりますが、一般的にバッチサイズを大きくすることにより、データの書き込み効率は向上します。
  • Salesforceアダプタの仕様として、50件のデータを書き込むケースで、バッチサイズを10と設定した場合、書き込み処理を5回に分けて実行します。

コメント

項目名 必須/省略可 変数の使用 説明 補足
コメント 省略可 使用不可 このアダプタの簡単な説明を記述することができます。
説明を記述すると、仕様書に反映させることができます。
 

スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<table>
   <row>
     <column>送信元表示名</column>
     <column>返信先アドレス</column>
     <column>TOアドレス</column>
     <column>CCアドレス</column>
     <column>BCCアドレス</column>
     <column>件名</column>
     <column>本文</column>
     <column>添付ファイルパス</column>
     <column>添付用ドキュメントID</column>
     <column>テンプレートID</column>
     <column>送信先ID</column>
     <column>割当て用ID</column>
     <column>BCCに送信者を含む</column>
     <column>活動の履歴を残す</column>
     <column>ユーザ署名を含む</column>
     <column>メール優先度</column>
     <column>メール形式</column>
     <column>文字セット</column>
   </row>
   <row>  ← 複数メールの場合繰り返します。
     :
   </row>
 </table>
		

入力形式

項目名 必須/省略可 複数指定可否 データ型 入力例 補足
送信元表示名 省略可
-
String 山田 一郎
  • 最大文字数は200文字です。
  • 省略した場合、送信したSalesforceのユーザ名で送られます。
返信先アドレス 省略可
-
String replymail@xxx.co.jp  
TOアドレス 省略可 可(カンマ区切り) String[] mail1@xxx.co.jp,mail2@xxx.co.jp,mail3@xxx.co.jp
  • 最大件数は10件です。
  • TOアドレス、CCアドレス、BCCアドレスまたは送信先IDどれか一つ以上必ず設定してください。
CCアドレス 省略可 可(カンマ区切り) String[] mail1@xxx.co.jp,mail2@xxx.co.jp
  • 最大件数は5件です。
  • TOアドレス、CCアドレス、BCCアドレスまたは送信先IDどれか一つ以上必ず設定してください。
BCCアドレス 省略可 可(カンマ区切り) String[] mail1@xxx.co.jp,mail2@xxx.co.jp
  • 最大件数は5件です。
  • TOアドレス、CCアドレス、BCCアドレスまたは送信先IDどれか一つ以上必ず設定してください。
件名 省略可
-
String 件名  
本文 必須
-
String 本文  
添付ファイルパス 省略可 可(カンマ区切り) String[] C:\salesforce\test.txt,C:/salesforce/test2.csv
  • DataSpider Serverのインストール環境の絶対パスで指定してください。
  • 添付ファイルパス、ドキュメントIDで指定したファイルの合計で10MBまで可能です。
添付用ドキュメントID 省略可 可(カンマ区切り) id[] 01570000000xxx1,01570000000xxx2
  • 添付ファイルパス、ドキュメントIDで指定したファイルの合計で10MBまで可能です。
テンプレートID 省略可
-
id 00X7000000xxxxx
  • テンプレートIDを設定した場合件名、本文はテンプレートに準ずるものとなります。また送信先IDが必須となります。
送信先ID 省略可
-
id 0037000000xxxxx
  • メールの送信先として、取引先責任者やユーザなどのデータのIDを設定します。
割当て用ID 省略可
-
id 0067000000xxxxx
  • テンプレートの差し込み項目に関連付けるデータのIDを指定します。
BCCに送信者を含む 省略可
-
boolean TRUE
  • BCCアドレスが設定されている場合BCCに送信者を含みません。
  • 省略した場合「FALSE」です。
活動の履歴を残す 省略可
-
boolean FALSE
  • 送信先ID、または割り当て用IDに設定された項目に活動履歴が残ります。
  • 省略した場合「TRUE」です。
ユーザ署名を含む 省略可
-
boolean FALSE
  • 省略した場合「TRUE」です。
メール優先度 省略可
-
String High
  • 設定可能値
    1. 「Highest」
    2. 「High」
    3. 「Normal」(デフォルト)
    4. 「Low」
    5. 「Lowest」
  • 省略した場合「Normal」です。
メール形式 必須
-
String Html形式
  • 設定可能値
    1. 「テキスト形式」または「テキスト」または「TEXT」
    2. 「HTML形式」または「HTML」
文字セット 省略可
-
String UTF-8
  • 設定可能値
    1. 「Shift-JIS」
    2. 「GB2312」
    3. 「UTF-8」
    4. 「ks_c_5601-1987」
    5. 「EUC-JP」
    6. 「JIS」
    7. 「Big5」
    8. 「ISO-8859-1」または「ISO-LATIN-1」
  • 省略した場合はSalesforceの「電子メールの文字コード」に設定された文字セットとなります。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名 説明
read_count 他のオペレーションから受け渡された入力データの件数を返します。
send_count 他のオペレーションから受け渡された入力データのうち、メール送信処理に成功した件数を返します。
error_count 他のオペレーションから受け渡された入力データのうち、メール送信処理で失敗した件数を返します。
operation_api_exception_code APIエラーが発生したときに、ExceptionCodeを返します。
APIエラー以外のエラーが発生した場合にはnullを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
operation_error_message エラーが発生したときのエラーメッセージを返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。
operation_error_trace エラーが発生したときのトレース情報を返します。
バージョンにより、内容が変わる可能性があります。

注意事項