環境設定

Lotus Notesクライアントについて

本アダプタを使用するためには、DataSpiderServerが稼動するシステムに、Notesクライアントをインストールする必要があります。
また、Notesクライアントのインストール後には、Windowsのシステム環境変数にNotesクライアントのパスを通してください。

Lotus Notesクライアントのインストールおよびシステム環境変数の設定

  1. DataSpiderServerおよびDataSpider Studioが起動している場合には、DataSpiderServerおよびDataSpider Studioを停止します。

  2. DataSpiderServerが稼動するシステムにNotesクライアントをインストールします。

  3. DataSpiderServerが稼動するシステムの環境変数「PATH」にNotesクライアントのインストールディレクトリを追加します。



    環境変数「Path」を編集します。



    Notesクライアントのインストールパスを追加します。

  4. DataSpiderServerおよびDataSpider Studioを起動します。

Lotus Notesクライアントの設定

Dominoユーザーの設定

本アダプタからDominoサーバーのデータベースへアクセスする際のユーザーは、Notesクライアントで設定されているユーザー固定となります。
また、ユーザーのパスワードが解除されている必要がありますので、Notesクライアントから以下の手順でパスワードの解除を行ってください。
Notesクライアントで設定されているユーザーの「パスワードクオリティスケール」はパスワードなしを許容する設定にしてください。

Lotus Notes 8.5/8.0/7.0/6.5/6.0

画面は7.0のものとなります。
  1. Notesクライアントを起動し、「ファイル」-「セキュリティ」-「ユーザーセキュリティ」を選択します。


  2. パスワード入力ダイアログが表示されます。現在のパスワードを入力して「OK」ボタンを押下します。

  3. 「ユーザーセキュリティ」画面にある「パスワードの変更」ボタンを押下します。


  4. パスワード入力ダイアログが表示されます。現在のパスワードを入力して「OK」ボタンを押下します。

  5. 「パスワードなし」ボタンを押下してください。


  6. 確認ダイアログが表示されます。「はい」を押下すると設定が完了します。

Lotus Notes R5/R4.6

画面はR5のものとなります。
  1. Notesクライアントを起動し、「ファイル」-「ツール」-「ユーザーID」を選択します。


  2. 「パスワードの入力」ダイアログが表示されます。現在のパスワードを入力して「OK」ボタンを押下します。

  3. 「ユーザーIDのパスワードの設定」の「パスワードの解除」ボタンを押下します。


  4. 「パスワードの入力」ダイアログで、現在のパスワードを入力します。「OK」ボタンを押下すると設定が完了します。

Notesポートの設定

本アダプタからNotesクライアントに接続するためには、Notesポートが必要です。
NotesクライアントでDominoサーバーへの接続設定が行われている場合には、特にNotesポートの設定は必要ありません。
Notesポートが存在しない場合には、TCPもしくはNETBIOSのポートを追加してください。

各バージョンでのNotesポートの設定方法は以下の通りです。

Lotus Notes 8.5/8.0

  1. Notesクライアントを起動し、「ファイル」-「プリファレンス」から「設定」画面を開きます。
  2. 「設定」画面の左ペインで「Notesポート」を選択し、右ペインの「接続ポート」でポートを追加します。

Lotus Notes 7.0/6.5/6.0/R5/R4.6

  1. Notesクライアントを起動し、「ファイル」-「プリファレンス」-「ユーザー」から「ユーザープリファレンス」画面を開きます。
  2. 「ユーザープリファレンス」画面の左ペインで「ポート」を選択し、右ペインの「通信ポート」でポートを追加します。