ユーザー同期について

Active Directory との接続設定を保存したうえで、Active Directory のユーザーを DataCatalog のユーザーに同期します。

 

= 備考 =
  • 設定に必要な情報は、あらかじめActive Directory から取得してください。

  • ユーザー同期によって追加されたユーザーは、無効状態で追加されます。必要に応じて、有効化してください。

  • ユーザー同期で新規登録された際の初期パスワードは、「”AD”+メールアドレス」です。ローカル認証で初回ログインする際は初期パスワードを入力してください。

1. 設定メニューのActive Directory接続設定画面の以下の項目を設定します。

項目名

説明

TLSを有効にする(ON/OFF)

ON にすると、HULFT DataCatalog から Active Directory へ TLS で接続します。

ホスト名

接続する Active Directory のホスト名を指定します。

ポート番号

接続する Active Directory のポート番号を指定します。

認証メカニズム

Simple(シンプル認証)またはGSS-API(Kerberos 認証)を選択します。

ユーザー名

Active Directory への接続に利用するユーザーを指定します。

パスワード

Active Directory への接続に利用するユーザーのパスワードを指定します。

Base DN

検索の開始位置を示す識別名(Base DN)を指定します。

フィルター

フィルタ条件となるLDAP クエリを指定します。

名前のマッピング属性名

ユーザー情報の「名前」に割り当てるActive Directoryの属性名を指定します。

UPN属性名

ユーザー情報の「メールアドレス」に割り当てるActive Directoryの属性名を指定します。

所属のマッピング属性名

ユーザー情報の「所属」に割り当てるActive Directoryの属性名を指定します。

接続タイムアウト (ms)

接続のタイムアウト値をミリ秒で指定します。

読み込みタイムアウト (ms)

読み込みのタイムアウト値をミリ秒で指定します。

クエリタイムリミット (ms)

クエリのタイムアウト値をミリ秒で指定します。

= 備考 =

「認証メカニズム」で「GSS-API」を選択した場合、「DataCatalog.jar」と同じ階層に「krb5.conf」を配置してください。

「krb5.conf」に記載する内容は以下の通りです。

krb5.conf[libdefaults]
default_realm = <Kerberos realm>

[realms]
<Kerberos realm> = {
kdc = <KDC FQDN>
}

[domain_realm]
.<Active Directory FQDN> = <Kerberos realm>
<Active Directory FQDN> = <Kerberos realm>
  • <Kerberos realm> : <Active Directory FQDN> を全て大文字にしたもの

  • <KDC FQDN> : Active Directory ドメインコントローラの FQDN

  • <Active Directory FQDN> : フォレストのルートドメインの FQDN

 

2. 「テスト接続」をクリックして、接続可能かどうか確認します。

= 備考 =

Errorが発生した場合、マウスオーバーしてエラー内容を取得してください。

3. 「登録」をクリックして、接続設定を保存します。

 

4. 設定メニューのユーザー管理設定画面から、「ユーザー同期を実行」をクリックします。