設定項目

システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)には、以下のタグが記述されています。

表5.3 システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)のタグ

項目名

タグ名

省略
可否

初期値/
省略時の値

設定値

画面の設定個所

要求受付ポート番号

port

×

36000(*1)

0または

1~65535

管理ホスト情報画面

「要求受付ポート番号」

自機種のコード

knjcode

×

言語が日本語の場合: S

言語が英語の場合: 8

S

E

8

システム動作環境設定画面

基本タブ「自機種のコード」

トレース出力モード

trace_output_mode

0

0

1

2

3

9

システム動作環境設定画面

操作履歴・トレースログタブ

「出力モード」

トレース切り替え方式

trace_switch_mode

0

0

1

システム動作環境設定画面

操作履歴・トレースログタブ

「切り替え方式」

トレース切り替えサイズ

trace_switch_size

10

10~100

システム動作環境設定画面

操作履歴・トレースログタブ

「切り替えサイズ」

トレース保持世代数

trace_keep_cnt

10

1~99

システム動作環境設定画面

操作履歴・トレースログタブ

「保持世代数」

Syslogイベントログ出力

syslog_output

0

0

1

システム動作環境設定画面

操作履歴・トレースログタブ

「イベントログ」

トレースディレクトリ名

log_dir

×(*2)

(*3)

200バイト以内

システム動作環境設定画面

操作履歴・トレースログタブ

「トレースログディレクトリ」

ワークファイルディレクトリ名

work_dir

×

(*4)

200バイト以内

操作履歴の出力選択(*10)

opelog_output

000000

(*11)

システム動作環境設定画面

操作履歴・トレースログタブ

「操作履歴出力選択」

ユーザIDとパスワードが同じ場合はエラーにする

sec_userpass_same

N

Y

N

システム動作環境設定画面

セキュリティタブ

「ユーザIDとパスワードが同じ場合はエラーにする」

数字(0-9)だけのユーザIDはエラーにする

sec_user_numonly

N

Y

N

システム動作環境設定画面

セキュリティタブ

「数字(0-9)だけのユーザIDはエラーにする」

数字(0-9)だけのパスワードはエラーにする

sec_pass_numonly

N

Y

N

システム動作環境設定画面

セキュリティタブ

「数字(0-9)だけのパスワードはエラーにする」

英字(a-z、A-Z)だけのユーザIDはエラーにする

sec_user_alphaonly

N

Y

N

システム動作環境設定画面

セキュリティタブ

「英字(a-z、A-Z)だけのユーザIDはエラーにする」

英字(a-z、A-Z)だけのパスワードはエラーにする

sec_pass_alphaonly

N

Y

N

システム動作環境設定画面

セキュリティタブ

「英字(a-z、A-Z)だけのパスワードはエラーにする」

パスワードの下限文字数

sec_pass_min

1

1~20

システム動作環境設定画面

セキュリティタブ

「パスワードの下限文字数をn文字に設定する」

データ加工履歴出力有無

ed_log_output

1

0

1

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「システム共通履歴へ出力する」

履歴保持件数

log_del_border

0(*5)

0~999999999

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「履歴保持件数」

エラーファイル履歴出力レベル

ed_err_output_level

0

0

1

2

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「出力レベル」

エラーファイル名

ed_err_output_file

無し(*6)

200バイト以内

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「ファイル名」

エラーファイルSyslogイベントログ出力

ed_err_syslog_flag

0

0

1

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「イベントログ」

エラーファイル生成方式

ed_err_output_mode

R

R

M

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「エラーファイル生成方式」

エラーファイル切替サイズ

ed_err_switch_size

0

0~99MB

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「切替サイズ」

履歴出力フォーマット

ed_err_format

無し

1024バイト以内

システム動作環境設定画面

データ加工履歴タブ

「出力フォーマット」

HULFT製品間共有環境設定パス

hulsharepath

無し

200バイト以内

システム動作環境設定画面

基本タブ

「HULFT製品間共有環境設定パス」

ローカルファイルロックモード

localfile_lockmode

0

0

1

システム動作環境設定画面

基本タブ

「ローカルファイルロックモード」

言語

huledlang

(*7)

JPN

ENG

システム動作環境設定画面

基本タブ

「言語」

日付形式

datefmt

(*8)

1

2

3

システム動作環境設定画面

基本タブ

「日付形式」

データ加工のマルチスレッド使用

ed_use_thread

1(*9)

0

1

システム動作環境設定画面

基本タブ

「マルチスレッド使用」

ソートとマージの分割レコード数

ed_sort_merge_recordcount

5000000

(500万)

"500000"(50 万)~ "999999999"(9 億9999 万9999)

システム動作環境設定画面

基本タブ

「ソートとマージの分割レコード数」

入出力ファイルコード種

cs4file

S

S

J

E

I

K

N

6

8

システム動作環境設定画面

基本タブ

「入出力ファイルコード種」

改行を項目の一部として扱う

ed_csv_linebreak

1(*9)

0

1

システム動作環境設定画面

データ加工設定タブ

「改行を項目の一部として扱う」

囲み文字と同じ値をエスケープする

ed_csv_enclosefields

1(*9)

0

1

システム動作環境設定画面

データ加工設定タブ

「囲み文字と同じ値をエスケープする」

NULL文字を項目の一部として扱う

ed_fmt_null_flag

1(*9)

0

1

システム動作環境設定画面

データ加工設定タブ

「NULL文字を項目の一部として扱う」

固定値で制御文字を使用する

ed_fixvalue_ctrlchar_flag

1(*9)

0

1

システム動作環境設定画面

データ加工設定タブ

「固定値で制御文字を使用する」

異なる型同士を比較する

compare_different_type_data

1(*9)

0

1

システム動作環境設定画面

基本タブ

「異なる型同士を比較する」

テーブル名でドットをスキーマ修飾子として扱う

treat_dot_as_schema

1(*9)

0

1

システム動作環境設定画面

基本タブ

「テーブル名でドットをスキーマ修飾子として扱う」

元号

era_name

(*12)

200バイト以内

画面からの設定不可

(凡例)

○:省略できる。

×:省略できない。

*1

:

DataMagic Desktopグレードでは、要求受付ポート番号(port)には0が設定されます。この値は変更しないでください。

*2

:

トレース出力モードが "0"の場合は、トレースディレクトリ名(log_dir)は省略できます。

*3

:

トレースディレクトリ名(log_dir)の初期値は、DataMagicインストールフォルダ\logです。

*4

:

ワークファイルディレクトリ名(work_dir)の初期値は、DataMagicインストールフォルダ\workです。

*5

:

履歴保持件数(log_del_border)の導入時の値は、"10000"です。

*6

:

エラーファイル名(ed_err_output_file)の導入時の値は、トレースディレクトリ\errfile.txtです。

*7

:

言語(huledlang)の初期値には、DataMagicのインストール時に指定した言語が設定されます。

省略すると、ENGで動作します。

*8

:

日付形式(datefmt)の初期値には、DataMagicのインストール時に指定した日付形式が設定されます。省略すると、"1"(YYYY/MM/DD)で動作します。

*9

:

DataMagic Ver.2以前からアップデートインストールした場合、初期値/省略時仮定値は“0”が設定されます。

*10

:

DataMagic Desktopグレードでは、操作履歴は使用できません。

*11  

操作内容ごとに指定可能で、6桁の"0"または"1"で指定します。

数値は、左から操作内容「参照」「登録」「削除」「実行」「インポート/エクスポート」「常駐プロセス起動/停止」です。

0: その操作内容に対する履歴を出力しない

1: その操作内容に対する履歴を出力する

*12  

新規インストールの場合 : 初期値は"20190501,R,令和"が設定されます。

アップデートインストールの場合 :

  • 元号が設定されていない場合は、"20190501,R,令和"が設定されます。
  • 元号が設定されている場合は、設定された値となります。

データ加工運用時に元号(era_name)の値を省略した場合、1989年1月8日以降の元号は"平成"として処理されます。