DB2との接続

DataMagicからDB2へ接続するために使用するクライアントと、インストール方法について説明します。

それぞれのクライアントに関する詳細はIBM社のホームページを参照してください。

DataMagicが対応しているDB2クライアントのバージョンおよび接続できるデータベースのバージョンについては、以下のURLから弊社ホームページを参照してください。

URL:  https://www.hulft.com/

 

DB2 クライアントのインストール方法を、DB2 Application Development Client を例に説明します。その他クライアントのインストールについては、IBM社のホームページまたは製品マニュアルを参照してください。

 

(1) インストール手順

インストール方法をAIX を例に説明します。以下の手順に従って設定してください。

インストール前作業
  • DB2 Application Development Client の入手

    入手方法に関してはIBM 社のホームページを参照してください。

1. ログイン

rootユーザでログインしてください。

2. インストール作業用ワークディレクトリの準備

# pwd
/tmp
# mkdir insttmp
# ls
insttmp

3. DB2クライアントモジュールの展開

# tar xvf クライアントモジュール.tar

4. GUIを使ってインストールするため画面が使える環境を用意

GUIを表示するための環境変数を設定します。インストールユーザでX Window Systemにログインしている場合は不要です。

sh系を使用する場合

# DISPLAY=xxx:0
# export DISPLAY

csh系を使用する場合

# setenv DISPLAY xxx:0

5. 展開して作成された adcl.dbcs に移動

# cd adcl.dbcs/

6. ./db2setupを起動

環境変数「DISPLAY」で設定した画面にインストール画面が表示されます。

# ./db2setup

DBI1190I db2setup が DB2セットアップ・ウィザードを準備中です。このウィザードがプログラムのセットアップ操作を案内します。

7. インストールウィザードに従いインストールを実行 

インストールタイプ

: 標準

インスタンスの作成

: 使用するDataMagic for UNIX/Linuxに対応するビット数

インスタンス所有ユーザ

: DataMagic for UNIX/Linuxによる加工を実行するユーザ

(2) 動作環境のセットアップ

クライアントを使用するための環境変数の設定をします。

環境変数の設定はDataMagicを実行するユーザで設定してください。

sh 系を使用する場合

# . [DB2クライントインストールディレクトリ]/sqllib/db2profile

csh 系を使用する場合

# source [DB2クライントインストールディレクトリ]/sqllib/db2cshrc