インストーラを起動する準備

インストーラ画面を起動するための準備として、端末タイプ、画面機能のための環境設定を行います。

シェルの環境変数「TERM」にvt100タイプの端末名を設定してください。

また、vt100エミュレータを使用して画面を正しく表示させるために、環境変数「LANG」の設定も行ってください。環境変数「LANG」の設定内容については、次に示す表の内容に従い、ご利用の言語、OS、環境に合わせて変更してください。詳細はシステム管理者に確認してください。

表2.1 環境変数「LANG」の設定

言語

OSの種類

文字コード

設定するLANG環境変数

日本語

HP-UX

EUC

ja_JP.eucJP

SHIFT-JIS

ja_JP.SJIS

UTF-8

ja_JP.utf8

AIX

EUC

次のどちらか

  • ja_JP

  • ja_JP.IBM-eucJP

SHIFT-JIS

次のどれか

  • Ja_JP

  • Ja_JP.IBM-932

  • Ja_JP.IBM-943

UTF-8

次のどちらか

  • JA_JP

  • JA_JP.UTF-8

Solaris

EUC

次のどちらか

  • ja_JP.eucJP

  • ja

SHIFT-JIS

ja_JP.PCK

UTF-8

ja_JP.UTF-8

LinuxおよびzLinux

EUC

次のどれか

  • ja_JP.eucjp

  • ja_JP

  • japanese

  • japanese.euc

  • ja_JP.ujis

SHIFT-JIS

ja_JP.sjis

UTF-8

ja_JP.utf8

英語

全OS

-

C

 

次に設定例を示します。

例)Solaris10での環境設定例(日本語でインストールする場合)

sh系を使用する場合

# TERM=vt100
# export TERM
# LANG=ja
# export LANG					

csh系を使用する場合

# setenv TERM vt100
# setenv LANG ja			

例)Solaris10での環境設定例(英語でインストールする場合)

sh系を使用する場合

# TERM=vt100
# export TERM
# LANG=C
# export LANG					

csh系を使用する場合

# setenv TERM vt100
# setenv LANG C

注意

アップデートインストール実行時、環境変数「LANG」で指定した言語とシステム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の漢字コード種が異なる場合は、システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の漢字コード種を環境変数「LANG」で指定した漢字コード種に変換してください。

環境変数「LANG」で指定した言語が「EUC」および「SHIFT-JIS」以外の場合は、システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の漢字コード種に「UTF-8」を指定してください。