IF関数
関数
IF{if_value1,result_value1,if_value2,result_value2,・・・,default_value}
if_valueNにマッチした場合、対応するresult_valueNの値を返します。マッチする条件がない場合、デフォルト値default_valueが返されます。
パラメータ
if_valueN
条件を指定します(1つ以上は必須)。
等号/不等号(「<」、「>」、「<=」、「>=」、「==」、「!=」)、AND、OR、式の評価優先順を表すかっこ(「(」、「)」)を指定できます。四則演算の指定はできません。
文字列として比較する場合は、「"」で囲んでください。
"$DSTR"、"$INUM"、"$INAME"、"$DNUM"、"$MINUM"、"$VAR"を使用して指定もできます。
result_valueN
条件にマッチしたときの結果を指定します(1つ以上は必須)。
文字列を指定する場合は、「"」で囲んでください。
"$DSTR"、"$INUM"、"$INAME"、"$DNUM"、"$MINUM"、"$VAR"を使用して指定もできます。
default_value
いずれの条件にもマッチしなかった場合に返す値を指定します(省略不可)。
文字列を指定する場合は、「"」で囲んでください。
"$DSTR"、"$INUM"、"$INAME"、"$DNUM"、"$MINUM"、"$VAR"を使用して指定もできます。
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if_valueNとresult_valueNは対で指定が必要です。いずれかが指定されていない場合は、変換時にエラーとなります。
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if_valueNに条件を指定しなかった場合は、変換時にエラーとなります。必ず指定してください。また、等号/不等号を指定していない場合(値のみを指定)は、条件にマッチしたとみなし、対応しているresult_valueNの値を返します。
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if_valueNで、比較値のいずれかに日付データが指定されている場合、日付データとして比較を行います。また、比較値のいずれかに数値または数字文字列が指定されている場合、数値データとして比較を行います。それ以外の場合は、文字列データとして比較を行います。
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引数は255個まで指定できます。
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それぞれの引数に、ANDまたはORで結合する論理式は255個まで指定できます。
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出力情報設定画面でIF関数を指定する場合、マッピング情報設定画面で入力側とマッピング設定をする必要があります。ただし、マッピングした入力側の値は使用しません。
"$INAME"、"$INUM"、"$MINUM"で指定した項目タイプがIタイプの場合、変換時にエラーとなります。
使用例

図A.8 使用例(IF関数)