FORMAT_DATE関数

関数

FORMAT_DATE{[FORMAT]}

指定された日付フォーマットにしたがって、対象文字列を変換します。

対象文字列が空文字または空白文字(タブおよび改行を含む)のみの場合、データ加工の開始実行日時に変換します。

対象文字列が日付文字列でない場合はエラーとなります。

FORMAT_DATE関数で日付フォーマットとして読み込み可能な日付文字列については、「DataMagic 操作マニュアル」の日付タイプの説明を参照してください。

パラメータ

FORMAT

日付フォーマットを指定します(省略可)。

指定する書式は、日付フォーマットと同一です。

省略すると、"YYYY/MM/DD"が設定されます。

入出力の関係

入力データの項目タイプと出力データの項目タイプの関係を以下の表に示します。

表A.3 FORMAT_DATEの入出力

入力

出力

X

M

N

M

M

M

D

M

W

M

9(数字文字列)

M

I

エラー

 

出力フォーマットの一覧を以下の表に示します。

表A.4 出力フォーマットの一覧

#

文字列

説明

1

YYYY

西暦年(4桁)

2

YY

西暦年(下2桁)

ただし、2000年代とみなされます。

例:YYの部分が18の場合、2018年。

3

EYY

元号の省略形+和暦年(00~99)(T09、S25など)

4

EEYY

元号+和暦年(00~99)(大正09、昭和25など)

5

eyy

元号の省略形+和暦年(0~99)(T9、S25など)

6

eeyy

元号+和暦年(0~99)(大正9、昭和25など)

7

MM

月(01~12)

8

mm

月(1~12)

9

DD

日(01~31)

10

dd

日(1~31)

11

HHまたはHH24

時間(00~23)

12

hhまたはhh24

時間(0~23)

13

HH12

時間(01~12)

14

hh12

時間(1~12)

15

MI

分(00~59)

16

mi

分(0~59)

17

SS

秒(00~59)

18

ss

秒(0~59)

19

MON

月の英語表記の省略形(すべて大文字)(JANなど)

20

Mon

月の英語表記の省略形(先頭のみ大文字)(Janなど)

21

mon

月の英語表記の省略形(すべて小文字)(janなど)

22

MONTH

月の英語表記(すべて大文字)(JANUARYなど)

23

Month

月の英語表記(先頭のみ大文字)(Januaryなど)

24

month

月の英語表記(すべて小文字)(januaryなど)

25

AM

AM:午前、またはPM:午後

26

Am

Am:午前、またはPm:午後

27

am

am:午前、またはpm:午後

28

A.M.

A.M.:午前、またはP.M.:午後

29

a.m.

a.m.:午前、またはp.m.:午後

= 備考 =
  • 繰り上がりの動作については、「DataMagic 操作マニュアル」にある、DataMagicの自動判定による日付データの読み込み処理の説明を参照してください。

  • 区切り文字を指定する場合は、上記の表の文字列以外を使用できます。

  • 平成より新しい元号に対応するには、システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の「元号(era_name)」で新しい元号を設定する必要があります。

使用例

FORMAT_DATE関数の例を以下の表に示します。

表A.5 FORMAT_DATEの変換例

入力

FORMAT_DATE関数の指定

結果

20180430

FORMAT_DATE{YYYY/MM/DD}

2018/04/30

20180430

FORMAT_DATE{}

2018/04/30

20180430

FORMAT_DATE{MM/DD/YY}

04/30/18