項目に設定する内容
DB接続情報の各項目について説明します。
(1) DB接続情報詳細項目
ID
登録したDB接続情報を認識するためのID。
業務グループ
一般ユーザにアクセス権限がある業務グループ。
または、絞り込み条件で使用する目的だけの業務グループ。
コメント
DB接続情報に対するコメント。
製品種別
接続先データベースの種別。
- SQLite3
-
: SQLite3に接続します。
- Oracle
-
: Oracle Databaseに接続します。
- DB2
-
: DB2に接続します。
- SQL Server
-
: SQL Serverに接続します。(Windowsのみ)
- PostgreSQL
-
: PostgreSQLに接続します。
- ODBC
-
: ODBC経由でデータベースに接続します。
- Excel
-
: Excelファイルに接続します。(*1)
*1 |
: |
DB接続情報でExcelファイルにアクセスする設定は、今後廃止される可能性があります。Excelファイルを使用する場合は、Excel情報を使用してください。 |
漢字コード種
接続先データベースの漢字コード種。
漢字コード種が異なる場合は接続エラーになります。
「設定しない」を選択すると、DBに設定した文字コード種が使用されます。
-
設定しない
-
ASCII
-
SHIFT-JIS
-
EUC
-
UTF-8
-
UTF-16
-
UTF-16 Big Endian
-
UTF-16 Little Endian
DB名選択
接続時のデータベース指定方法を選択します。
「製品種別」が“SQLite3”または“PostgreSQL”の場合は、常にDB名でデータベースを指定します。
- DB名
-
: データベースを名前で指定します。「製品種別」が“SQLite3”、
“Oracle”、“DB2”、“SQL Server”(Windowsのみ)、または“PostgreSQL”の場合に選択可能です。
- DSN
-
: データベースをDSNで指定します。
「製品種別」が“DB2”、“SQL Server”(Windowsのみ)または“ODBC”の場合に選択可能です。
- TNS
-
: データベースをTNSで指定します。
「製品種別」が“Oracle”の場合に選択可能です。
DataMagic Server for Windowsを導入した環境がx64環境の場合、DB2 Connectからの接続では、システムDSNに登録したDSNを指定してください。それ以外の接続はサポートしていません。
DB名
接続するデータベース名。[参照]ボタンをクリックするとフォルダ参照ダイアログが表示されますので、目的のデータベースファイルを選択してください。
また、「DB名選択」で“DB名”を指定した場合は省略できません。
「製品種別」が“SQLite3”の場合、変換実行時に動的指定ファイル名を使用できます。
UNIXの場合は、DB名に日本語を含むものは指定できません。
DSN
接続するデータベースをDSNで指定します。
[参照]ボタンをクリックしてDSN選択ダイアログを開くと、DSN一覧からの選択が可能です。
また、「DB名選択」で“DSN”を指定した場合は省略できません。
DSN(Data Source Name)とは、データベースの接続情報が記述されたリソースです。
TNS
接続するデータベースをローカルネーミングパラメータ(tnsnames.ora)内に記述されているネット・サービス名で指定します。
[参照]ボタンをクリックしてTNS選択ダイアログを開くと、ネット・サービス名一覧からの選択が可能です。
「製品種別」が“Oracle”の場合に指定します。
また、「DB名選択」で“TNS”を指定した場合は省略できません。
ユーザ
データベースに接続するユーザ名。
パスワード
上記ユーザがデータベースに接続するためのパスワード。
ホスト名
接続するホスト名。
ポート番号
データベースの接続ポート番号。
省略時は、以下のデフォルトポート番号を使用します。
データベース |
デフォルトポート番号 |
---|---|
Oracle |
1521 |
SQL Server (*1) |
1433 |
DB2 |
50000 |
PostgreSQL |
5432 |
*1 |
: |
Windowsのみです。 |
認証方式
データベース接続時の認証方式。
「製品種別」に“SQL Server”を指定した場合に選択します。
- Windows認証
-
: Windowsに登録したユーザやグループを認証に使用します。
- SQL Server認証
-
: SQL Serverに登録されたユーザのみを認証します。