設定時の注意

(1) 階層

項目を階層化して指定できます。

上位階層に「繰り返し数」を指定すると、下位階層全体に繰り返しが適用されます。

したがって、同一のフォーマットが繰り返される場合、階層化を利用することで入力作業が簡略化されます。この階層において子階層を持つ項目を親項目と呼びます。項目の階層化を行うには、1つの親項目を指定して、その下に複数の子項目を指定します。

親項目は、実際のデータに対応する項目ではなく、階層関係を指定するためだけに使用されるダミーの項目です。したがって、「項目タイプ」や「バイト数」は設定できません。

項目の階層化は、5階層まで指定できます。

(2) 項目数

最大項目数は、1000件です。親項目も項目数として数えます。「繰り返し数」が“1”でない場合も、繰り返し数分項目数として数えます。

(例1) 繰り返し数がすべて1のパターン(1階層)

画面3.1 フォーマット情報登録例1

この場合、全部で3項目になります。

(例2) 繰り返し数が1以外の項目があるパターン(1階層)

画面3.2 フォーマット情報登録例2

この場合、koumoku2の「繰り返し数」が“4”なので、全部で6項目になります。

(例3) 繰り返し数が1以外の項目があるパターン(2階層)

画面3.3 フォーマット情報登録例3

この場合、koumoku1の「繰り返し数」が“4”、koumoku1の子項目koumoku1A・koumoku1Bの各「繰り返し数」が“2”であり、親項目も1つとして数えるので、(親項目1+子項目2×2=合計5項目)×4(繰り返し)なので、koumoku1は20項目になります。よって全部で22項目になります。

(3) マッピングについて

入力側の項目と関連付けられていない(固定値も設定されていない)出力側項目には、その項目に応じた桁合わせ処理が行われます。桁合わせ処理については「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。

(4) 項目名前後の半角スペース

項目名に指定した前後の半角スペースは、保存時にカットされます。