項目に設定する内容
階層フォーマット情報の各項目について説明します。
ID
登録した階層フォーマット情報を認識するためのID。
業務グループ
一般ユーザにアクセス権限がある業務グループ。
または、絞り込み条件で使用する目的だけの業務グループ。
コメント
階層フォーマット情報に対するコメント。
項目ツリー
登録された階層フォーマット情報のツリービュー。
項目の属性が“グループ”の場合に設定する項目
項目名
グループを認識する名称。
繰り返し最大数種別
当該グループが繰り返される最大数の指定方法。
繰り返し参照項目名・レコード名
当該グループの繰り返し最大数を格納した項目を含むレコード名。
繰り返し参照項目名・項目名
当該グループの繰り返し最大数を格納した項目名。
脱出条件
当該グループの繰り返しを終了する条件。
コメント
項目ごとのコメント。
区分
脱出条件として設定されたキー値とデータ中のキーを取り扱う形式。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。
出現キー開始位置
当該グループを脱出するためのキー開始位置。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。
出現キー値
当該グループを脱出するためのキー値。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。
項目の属性が“レコード”の場合に設定する項目
項目名
レコードを認識する名称。
フォーマットID
出現条件にヒットした際に使用するフォーマットID。
未ヒット時の挙動
データ中のキーとキー値が設定した条件と一致しなかった場合の挙動。
出現条件
データを当該レコードとして扱うかどうかの条件。
区分
出現条件として設定されたキー値とデータ中のキーを取り扱う形式。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。
出現キー開始位置
データを当該レコードとして扱うかどうかを判別するためのキー開始位置。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。
出現キー値
データを当該レコードとして扱うかどうかを判別するためのキー値。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。
コメント
項目ごとのコメント。
グループ/レコード
設定対象の項目の属性について“グループ”か“レコード”かを指定します。
- グループ
-
: 複数のグループおよびレコードから構成される集合を定義する場合に指定します。
- レコード
-
: 入出力する実データの情報を定義する場合に指定します。
「グループ/レコード」で“グループ”を選択した場合に設定する項目
グループ名
グループを認識する名称。
繰り返し最大数種別
当該グループが繰り返される最大数の指定方法。
- 無制限
-
: 繰り返し数を制限しません。
- 固定値
-
: 「繰り返し最大数」を数値で指定します。
- 項目名
-
: 繰り返し最大数を格納した項目名を指定します。
繰り返し最大数
当該グループの繰り返し最大数。「繰り返し最大数種別」に“固定値”を設定した場合に指定します。
コメント
項目ごとのコメント。
繰り返し参照項目名・レコード名
当該グループの繰り返し最大数を格納した項目を含むレコード名。「繰り返し最大数種別」に“項目名”を設定した場合に指定します。
繰り返し参照項目名・項目名
当該グループの繰り返し最大数を格納した項目名。「繰り返し最大数種別」に“項目名”を指定した場合に指定します。
-
指定できる項目は「項目タイプ」が“9”、“B”、“F”、“P”、“S”、および“Z”のいずれかで、かつ「繰り返し数」に“1”が設定されている必要があります。
-
[参照]ボタンをクリックすると項目選択(階層フォーマット)画面が表示されますので、そちらから「レコード名」、「項目名」を指定してください。該当画面の項目詳細については、「3.5.2 項目に設定する内容」の(3)を参照してください。
条件
当該グループの繰り返しを終了する条件。詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。
- 条件なし
-
: 脱出条件を指定しません。入力データが当該グループ内のどのレコードともヒットしなかった場合にグループを脱出します。
- キーが一致
-
: データ中のキーが「出現キー値」と一致した場合に当該グループを脱出します。
区分
脱出条件または出現条件として設定されたキー値とデータ中のキーを、キャラクター形式とバイナリ形式のどちらで取り扱うか選択します。
入力漢字コード種が“JIS”でキー値の項目タイプが“M”の場合は、“Binary”を指定します。
- Character
-
: キー値を文字で指定します。
- Binary
-
: キー値を16進数文字列で指定します。
出現キー開始位置
「条件」で“キーが一致”を指定したとき、キーの開始位置を指定します。“1”から“32740”の範囲で指定します。単位はバイトです。
出現キー値
当該レコードを識別するためのキー値。
「条件」で“キーが一致”を選択した場合に指定します。
「グループ/レコード」で“レコード”を選択した場合に設定する項目
レコード名
レコードを認識する名称。同ID内で重複した値は指定できません。
フォーマットID
出現条件にヒットした際に使用するフォーマットID。
フォーマット情報に登録されているIDを指定します。
条件
データを当該レコードとして扱うかどうかの条件。詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。
- 無条件
-
: 常に当該レコードとして扱います。
- キーが一致
-
: データ中のキーが「出現キー値」と一致した場合に当該レコードとして扱います。
区分
脱出条件または出現条件として設定されたキー値とデータ中のキーを、キャラクター形式とバイナリ形式のどちらで取り扱うか選択します。
入力漢字コード種が“JIS”でキー値の項目タイプが“M”の場合は、“Binary”を指定します。
- Character
-
: キー値を文字で指定します。
- Binary
-
: キー値を16進数文字列で指定します。
出現キー開始位置
「条件」で“キーが一致”を指定したとき、キーの開始位置を指定します。“1”から“32740”の範囲で指定します。単位はバイトです。
出現キー値
当該レコードを識別するためのキー値。
「条件」で“キーが一致”を選択した場合に指定します。
未ヒット時の挙動
データ中のキーとキー値が設定した条件と一致しなかった場合の挙動。
「条件」で“無条件”以外を選択した場合に指定します。
- エラー
-
: エラー扱いとします。
- デフォルト値を使用
-
: 項目ごとにその項目タイプのデフォルト値を設定したレコードを使用します。
- 正常とし前回のデータを使用
-
: 当該レコードに前回処理した際の値を再利用します。
当該レコードを初めて処理した場合は、項目 タイプごとのデフォルト値を使用します。
項目タイプのデフォルト値については「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。
コメント
項目ごとのコメント。
(3) 項目選択(階層フォーマット)項目
ID
編集中の階層フォーマット情報のID。
項目ツリー
該当グループと、同一階層または上位階層にあるレコードで、該当グループ内のレコードより先に入力されて値が確定している項目の一覧。
項目タイプ
「項目ツリー」から選択された項目のタイプ。
(4) 階層フォーマット情報プレビュー項目
項目一覧
階層フォーマット情報に設定したグループ、レコード、項目のツリービュー。
選択した項目の属性によって、表示される詳細情報が異なります。
-
グループを選択
選択した項目の属性が“グループ”の場合に表示される詳細情報です。
項目ごとの詳細は「項目に設定する内容」の「(1) 階層フォーマット情報詳細項目」を参照してください。
-
レコードを選択
選択した項目の属性が“レコード”の場合に表示される詳細情報です。
項目ごとの詳細は「項目に設定する内容」の「(1) 階層フォーマット情報詳細項目」を参照してください。
-
項目を選択
選択した項目の属性が“項目”の場合に表示される詳細情報です。
項目ごとの詳細は「項目に設定する内容」の「(1) 階層フォーマット情報詳細項目」をおよび「(2) 階層フォーマット情報項目設定項目」を参照してください。