項目に設定する内容

階層フォーマット情報の各項目について説明します。

(1) 階層フォーマット情報詳細項目

ID

登録した階層フォーマット情報を認識するためのID。

業務グループ

一般ユーザにアクセス権限がある業務グループ。

または、絞り込み条件で使用する目的だけの業務グループ。

コメント

階層フォーマット情報に対するコメント。

項目ツリー

登録された階層フォーマット情報のツリービュー。

 

項目の属性が“グループ”の場合に設定する項目

項目名

グループを認識する名称。

繰り返し最大数種別

当該グループが繰り返される最大数の指定方法。

繰り返し参照項目名・レコード名

当該グループの繰り返し最大数を格納した項目を含むレコード名。

繰り返し参照項目名・項目名

当該グループの繰り返し最大数を格納した項目名。

脱出条件

当該グループの繰り返しを終了する条件。

コメント

項目ごとのコメント。

区分

脱出条件として設定されたキー値とデータ中のキーを取り扱う形式。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。

出現キー開始位置

当該グループを脱出するためのキー開始位置。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。

出現キー値

当該グループを脱出するためのキー値。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。

 

項目の属性が“レコード”の場合に設定する項目

項目名

レコードを認識する名称。

フォーマットID

出現条件にヒットした際に使用するフォーマットID。

未ヒット時の挙動

データ中のキーとキー値が設定した条件と一致しなかった場合の挙動。

出現条件

データを当該レコードとして扱うかどうかの条件。

区分

出現条件として設定されたキー値とデータ中のキーを取り扱う形式。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。

出現キー開始位置

データを当該レコードとして扱うかどうかを判別するためのキー開始位置。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。

出現キー値

データを当該レコードとして扱うかどうかを判別するためのキー値。「脱出条件」が“キーが一致”の場合に表示されます。

コメント

項目ごとのコメント。

(2) 階層フォーマット情報項目設定項目

グループ/レコード

設定対象の項目の属性について“グループ”か“レコード”かを指定します。

グループ

: 複数のグループおよびレコードから構成される集合を定義する場合に指定します。

レコード

: 入出力する実データの情報を定義する場合に指定します。

 

「グループ/レコード」で“グループ”を選択した場合に設定する項目

グループ名

グループを認識する名称。

繰り返し最大数種別

当該グループが繰り返される最大数の指定方法。

無制限

: 繰り返し数を制限しません。

固定値

: 「繰り返し最大数」を数値で指定します。

項目名

: 繰り返し最大数を格納した項目名を指定します。

繰り返し最大数

当該グループの繰り返し最大数。「繰り返し最大数種別」に“固定値”を設定した場合に指定します。

コメント

項目ごとのコメント。

繰り返し参照項目名・レコード名

当該グループの繰り返し最大数を格納した項目を含むレコード名。「繰り返し最大数種別」に“項目名”を設定した場合に指定します。

繰り返し参照項目名・項目名

当該グループの繰り返し最大数を格納した項目名。「繰り返し最大数種別」に“項目名”を指定した場合に指定します。

注意
  • 指定できる項目は「項目タイプ」が“9”、“B”、“F”、“P”、“S”、および“Z”のいずれかで、かつ「繰り返し数」に“1”が設定されている必要があります。

  • [参照]ボタンをクリックすると項目選択(階層フォーマット)画面が表示されますので、そちらから「レコード名」、「項目名」を指定してください。該当画面の項目詳細については、「3.5.2 項目に設定する内容」の(3)を参照してください。

条件

当該グループの繰り返しを終了する条件。詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。

条件なし

: 脱出条件を指定しません。入力データが当該グループ内のどのレコードともヒットしなかった場合にグループを脱出します。

キーが一致

: データ中のキーが「出現キー値」と一致した場合に当該グループを脱出します。

区分

脱出条件または出現条件として設定されたキー値とデータ中のキーを、キャラクター形式とバイナリ形式のどちらで取り扱うか選択します。

入力漢字コード種が“JIS”でキー値の項目タイプが“M”の場合は、“Binary”を指定します。

Character

: キー値を文字で指定します。

Binary

: キー値を16進数文字列で指定します。

出現キー開始位置

「条件」で“キーが一致”を指定したとき、キーの開始位置を指定します。“1”から“32740”の範囲で指定します。単位はバイトです。

出現キー値

当該レコードを識別するためのキー値。

「条件」で“キーが一致”を選択した場合に指定します。

 

「グループ/レコード」で“レコード”を選択した場合に設定する項目

レコード名

レコードを認識する名称。同ID内で重複した値は指定できません。

フォーマットID

出現条件にヒットした際に使用するフォーマットID。

フォーマット情報に登録されているIDを指定します。

条件

データを当該レコードとして扱うかどうかの条件。詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。

無条件

: 常に当該レコードとして扱います。

キーが一致

: データ中のキーが「出現キー値」と一致した場合に当該レコードとして扱います。

区分

脱出条件または出現条件として設定されたキー値とデータ中のキーを、キャラクター形式とバイナリ形式のどちらで取り扱うか選択します。

入力漢字コード種が“JIS”でキー値の項目タイプが“M”の場合は、“Binary”を指定します。

Character

: キー値を文字で指定します。

Binary

: キー値を16進数文字列で指定します。

出現キー開始位置

「条件」で“キーが一致”を指定したとき、キーの開始位置を指定します。“1”から“32740”の範囲で指定します。単位はバイトです。

出現キー値

当該レコードを識別するためのキー値。

「条件」で“キーが一致”を選択した場合に指定します。

未ヒット時の挙動

データ中のキーとキー値が設定した条件と一致しなかった場合の挙動。

「条件」で“無条件”以外を選択した場合に指定します。

エラー

: エラー扱いとします。

デフォルト値を使用

: 項目ごとにその項目タイプのデフォルト値を設定したレコードを使用します。

正常とし前回のデータを使用

: 当該レコードに前回処理した際の値を再利用します。

当該レコードを初めて処理した場合は、項目  タイプごとのデフォルト値を使用します。

= 備考 =

項目タイプのデフォルト値については「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。

コメント

項目ごとのコメント。

(3) 項目選択(階層フォーマット)項目

ID

編集中の階層フォーマット情報のID。

項目ツリー

該当グループと、同一階層または上位階層にあるレコードで、該当グループ内のレコードより先に入力されて値が確定している項目の一覧。

項目タイプ

「項目ツリー」から選択された項目のタイプ。

(4) 階層フォーマット情報プレビュー項目

項目一覧

階層フォーマット情報に設定したグループ、レコード、項目のツリービュー。

選択した項目の属性によって、表示される詳細情報が異なります。